【松岡伸矢くん行方不明事件１】神隠し？！数十秒で消えた幼子【序章】

『松岡伸矢くん行方不明事件』

この事件について伝えていくぞい！

実はこの事件は、当初より多数の目撃証言があがっていた･･･

だが結局、男の子が見つかることはなく、現在も未解決の事件として多くの謎を残している･･･

さらに事件から十数年後には、松岡伸矢くん本人ではないかと思われる人物まで現れている？！

はたして、その人物の正体は？！

そして、幼い男の子の身に一体、何が起こっていたと言うのか？！

まずは簡単にこの事件の概要を伝えておこう･･･

この事件が起こったのは、１９８９年３月７日火曜日、午前８時頃･･･

事件が起こった場所は四国お遍路八十八ヶ所巡りの札所にも近い、徳島県美馬郡貞光町（当時）･･･

行方不明となってしまったのは当時、親族の葬式に参加するため、この町に訪れていたと言う松岡さん一家の長男･･･

『松岡伸矢くん（当時４歳）』

上記、画像に写っている子供が松岡伸矢くん本人じゃ･･･

本当に可愛らしい子供じゃ･･･

せいぜい４０秒ほど、目を離したすきに突如として松岡伸矢くんは消えてしまった？！

慌てた家族と親族は、すぐに付近を探したが見つからない？！

地元の消防団らも参加して、付近を捜索したがやはりいない･･･

ついに両親は自力での捜索を諦め、行方不明から約２時間後の午前１０時頃、警察へ通報した･･･

当時、わずか４歳の子供がみずから失踪したとは考えられない･･･

警察は松岡伸矢くんが、何らかの事件、あるいは事故に巻き込まれたものと判断した･･･

通報を受けた徳島県警貞光署からは、すぐに署員２０名ほどが駆け付け、捜索を開始･･･

さらに地元消防団員や、その他一般市民など、総勢１００名ほども参加し、付近一帯をしらみつぶしに探した･･･

翌日、８日にはさらに人数を増やし、総勢２００名ほどの人数で捜索にあたった･･･

しかし、松岡伸矢くん本人はおろか、遺留品すら見つからなかった･･･

警察はその後、身代金目的の誘拐の可能性も視野に入れて捜査を開始･･･

徳島の親戚宅に録音用のテープレコーダーを設置したと言う･･･

しかし、身代金要求などの連絡が来ることはなかった･･･

結局、松岡伸矢くんは、行方不明から３１年経過した２０２０年現在にいたるまで、生死すら解らぬまま行方不明となっている･･･

これが『松岡伸矢くん行方不明事件』のざっくりとした概要じゃぞい？！

たしかに、これだけではなんとも言えないだろうな（汗）

それでは松岡伸矢くんが行方不明となってしまう少し前から、なるべく時系列にそって事件の経緯を追っていくが･･･

まずは簡単に松岡さん一家について、伝えていこうかの･･･

松岡さん一家の家族構成は父親の正伸さん、母親の圭子さん、子供は長女の女児（名称不明）と長男の伸矢くん、そして当時２歳だった次男（名称不明）の３人･･･

５人家族であった･･･

行方不明になってしまった松岡伸矢くんは４歳児ながら、しっかりとした子供だったそうじゃ･･･

自分の名前や年齢、住所、連絡先のほかに家族の名前もキチンと言えたと言う･･･

当時、父親の正伸さんはソフトウェア技術者として国産の電算機関関連会社に勤めていたが、その職場では、深夜残業と休日出勤が常態化しており、子供たちと遊ぶ時間もなかった･･･

なので、伸矢くんが行方不明となる同じ年の１９８９年の始め頃に外資系のコンピュータ会社に転職したと言う･･･

１９８９年、松岡伸矢くんが行方不明となる少し前の３月５日、日曜日･･･

この日、徳島県に住む、伸矢くんの母、圭子さんの実母･･･

伸矢くんから見れば、祖母にあたる親族が急死したとの報せを受けた･･･

そんな理由で連絡を受けた翌日の３月６日月曜日、松岡さん一家は徳島県に移動し、同県小松島市で営まれた伸矢くんの祖母の葬儀に参列した･･･

葬儀が終わったあと、松岡さん一家はそこから車で約１時間ほど離れた貞光町の圭子さんの親戚宅を訪れ、この日はここに泊まったようじゃ･･･

明けて翌日７日、午前８時頃･･･

朝食前、父親の正伸さんは３人の子供たち、そしていとこの子供たちも連れて近所に散歩に出かけた･･･

散歩に出ていた時間は大体、１０分ほどだったと言う･･･

知らぬ土地を見たいと子供が外に行きたがったのか、散歩が日課だったのか･･･

なぜ散歩に出たのか、理由は解らない･･･

親戚宅がある周囲は標高２００mほどの山間部の林道終点近く･･･

公道から山の斜面に私道が延びており、その斜面の途中に親戚宅は建てられていた･･･

周辺に家はない･･･

父親の正伸さんと子供たちは、散歩を終えたあと、親戚宅に帰宅･･･

私道を抜けて、あとは１０メートルほどの石段を登れば、玄関に着く･･･

父親の正伸さんを先頭に、そのあとを子供たちがはしゃぎながら、ついてきたと言う･･･

そして、玄関先に到着･･･

父、正伸さんによれば、玄関先まではキチンと伸矢くんがついて来ていたと記憶しているそうじゃ･･･

そして、この時、伸矢くんはもう少し、散歩をしたがっていた様子だったと言う･･･

そこで父、正伸さんは一旦、抱いていた次男を降ろそうと、先に玄関から親戚宅の土間を通り、待ち構えていた母、圭子さんに次男を渡した･･･

その後、ふたたび玄関先に戻ったところ･･･

「伸矢くんが消えていた･･･」

玄関先から入って、土間を通り、母、圭子さんに次男を渡し、戻って来るまでの時間はせいぜい･･･

「４０秒ほどのあいだ･･･」

のちに出演したテレビ番組での検証では、さらに短く、２０秒ほどだったと言う説も飛び出した･･･

ちなみにこの２０秒や４０秒と言う説は、父親の正伸さんからの証言ではなく、その後にテレビ番組で現場の状況を再現したことによって、判明した時間のようじゃ･･･

つまり父親の正伸さんから、４０秒ほどだったと言う証言があったわけではないと言うこと･･･

ここからはすでに伝えた通り、家族、親戚、さらには地元消防団も加え、周囲を探したが見つからず、それから約２時間後の午前１０時頃に警察に通報･･･

行方不明当日は総勢１００名で捜索し、翌日にはさらに倍の総勢２００名体制で捜索にあたった･･･

どうやら最終的に総勢１４００名ほどにまで人員を増やして捜索にあたったそうじゃ･･･

しかし松岡伸矢くん本人はおろか、手がかりとなる遺留品すら見つからなかった･･･

警察は当初、行方不明となった状況から、山に入り込んで迷子なってしまったのだろうと判断したようじゃ･･･

すでに伝えたように、その日の内に１００名、翌日には総勢２００名体制に人員を増やし、山間部を中心に徹底した捜索がなされた･･･

その捜索はなんと、３ヶ月にも渡って、おこなわれたそうじゃぞ（汗）

もちろん、その可能性も含めて、警察は捜査を開始したとは思う･･･

しかし最初の動きとしては、やはり山での捜索が中心となっていたようじゃ･･･

その理由としては以下の事実があったからと言われている･･･

順番に列挙していくぞい？！

車で連れ去るにしても、ほとんど終点に近い町道の奥まで入り込まなくてはならないわけで、出る時は反対に方向転換する必要がある･･･

徳島県の片田舎で周りは山と畑ばかり･･･

そこまで車が入り込んで、その上、方向転換しようとすれば、誰かしら車を見たと言う人が現れても良さそうなものじゃ･･･

場所的なことを考えれば、やはり連れ去るなら車はどうしても必要だったはず･･･

まさか抱いたまま走り去ったわけでもないだろうしな（汗）

しかし、すぐ近くで農作業をしていた人ですら、車両らしきものは一切、見ていないと言う･･･

周囲で交通事故があった形跡もない･･･

伸矢くんがあの日、親戚宅にいることを知っている外部の者もいない･･･

そうなると計画的に伸矢くんを狙って、連れ去った可能性は低いとも思える･･･

やはり山に入り込んでしまったと考えるのが普通だろう（汗）

実はの～･･･

事件に直接関係しているかは解らないが、事件直後に不審な女からの電話があったようじゃ･･･

松岡伸矢くんが行方不明になってから、数日後の３月１６日･･･

この日、松岡さん一家は一度、茨城県牛久市にある自宅へ帰る予定だったと言うが･･･

そんな日に、その電話は掛かって来た･･･

その電話には父親の正伸さんが出たと言うが･･･

電話の相手は語尾の上がる徳島弁特有のイントネーションでこう尋ねてきたそうじゃ･･･

「奥さんはいますか･･･」

それを受けた正伸さんは･･･

「誰か解らないけど、徳島弁（の人）だよ」

と言って、母親の圭子さんに電話を代わった･･･

母、圭子さんが電話を代わると、その徳島弁なまりの女性は自分を･･･

「ナカハラマリコの母親」

だと名乗り、さらにこう続けた･･･

「成蹊幼稚園の月組の父兄です。」

「幼稚園で見舞金を集めたのですが、どちらに送れば良いのでしょうか。」

「もう帰ってくるんですか？」

この成蹊幼稚園と言うのは、伸矢くんのお姉さんが当時、通っていた幼稚園で実際に月組にも通っていたそうじゃ･･･

そのため母、圭子さんは多分、幼稚園の方で声を掛けて、見舞金を集めてくれたのだろうと特に疑わず、明日には帰る旨、答えたと言う･･･

しかし、その後「ナカハラマリコの母親」と名乗った女性から連絡が来ることはなかった･･･

見舞金を催促しているように思われるのもなんなので、茨城県の自宅へ帰ったあと、しばらくは連絡せずに様子を見ていたと言う･･･

しかし、どうにも気になった母、圭子さんは、それから数日後に幼稚園に問い合わせをしたそうじゃ･･･

するとここで驚くべきことが判明した？！

なんと成蹊幼稚園で見舞金を集めた事実はなく、さらにナカハラマリコと言う子供が幼稚園に在籍している事実もなかった？！

よくよく考えれば、幼稚園の父兄が徳島県にある親戚の電話番号を知っていると言うのも不自然･･･

さらに徳島弁なまりがあったと言うことは、おそらく徳島の人間だったと推察できるが、そんな人間がなぜ茨城に住む松岡さん一家の長女が通う幼稚園を知っていたのか･･･

しかも月組と言うことまで･･･

このことから、おそらく松岡さん一家の事情に内通している者からの電話だったと思われるが･･･

結局、このナカハラマリコの母親と名乗る女が、どこの誰だったのかは解らなかったそうじゃ･･･

たしかにその可能性は捨てきれないだろう･･･

実は徳島県で葬儀がおこなわれた松岡伸矢くんの祖母は、一度、圭子さんの父親、つまり伸矢くんのおじいさんにあたる人と離婚しており、その後、再婚して徳島に嫁いでいったと言う経緯があるようじゃ･･･

そうなると徳島県にいる親戚筋の中には、松岡さん一家とは特に血のつながりがない者も多かったはず･･･

もしかしたら親戚筋の中に何らかの理由で松岡さん一家に茨城へ帰ってもらいたい、あるいはいつ茨城へ帰るのか知る必要があった人物がいた可能性もある･･･

まあ特に証拠はなく、あくまで推論ではあるがな（汗）

また、母の圭子さんがこの女性とやり取りをしている時、つい誰なのかを探ろうとして、圭子さんが質問形式でやり取りしてしまったのではと言う疑問も取り沙汰されているようじゃ･･･

つまり成蹊幼稚園や月組と言う情報は、圭子さんが･･･

「成蹊幼稚園ですか？月組ですか？」

と言った感じで、自分から情報を漏洩してしまい、相手の女は「そうです」「はい」などイエス形式で返答しただけの可能性もあると言うことじゃな（汗）

「ナカハラマリコの母親」と名乗った女は、その情報を得た上で、話を作って幼稚園で見舞金を集めたと語ったのかも知れん･･･

つまり単なるイタズラ電話だった可能性もあると言うことじゃな（汗）

あるいは親戚筋ではないにしろ、松岡さん一家がいつ徳島から離れるか知る必要があった者なのか･･･

もしも松岡伸矢くんが連れ去られたのだとしたら、その連れ去った犯人が伸矢くんから、幼稚園の件や、親戚宅の電話番号などを聞き出し、ナカハラマリコの母親と名乗って、連絡した可能性も考えられる･･･

いずれにしろ結局、この「ナカハラマリコの母親」と名乗る女が誰だったのかは解らず、伸矢くんのゆくえを探す手がかりにはならなかったみたいだがな（汗）

実はの～･･･

この事件は当初から松岡伸矢くんらしき子供を見たと言う証言が、かなり多く寄せられていたようじゃぞ？！

次はその辺の情報について、詳しく伝えようと思うが･･･

今回は少々、長くなってしまったから、一旦、ここで切るぞい（汗）

次回はその辺の目撃証言などの情報についてから伝えていくからの～？！

この『松岡伸矢くん行方不明事件』はかなり不可解な点も多く、謎だらけの事件だが･･･

現時点でもっとも不可解なのは･･･

「たった４０秒のあいだに何があったのか･･･」

と言う点だと思うぞい？！（汗）

わかっておる！

次回は数多く寄せられたという、その辺の情報についてじっくり説明していくからの！

松岡伸矢くんは果たしてどこへ行ってしまったのか？！

山に迷い込み遭難？！

はたまた何者かによる連れ去り？！

いずれにしても･･･

『信じるか信じないかはあなた次第です！』

といった感じじゃぞい？！