オカルト・都市伝説 タイで有名な物語『ラーマキエン』 古代核戦争勃発?!否定?肯定?徹底解説!

古代核戦争勃発?!肯定・否定の両主張を解説!1【ラーマーヤナ】

2019年8月31日

https://yukilifeblog.com

タイ旅行で多くの人が訪れる観光地、ワットポーやワットプラケオに描かれている壁画は『ラーマキエン』という物語が題材になっている。元ネタはインドの『ラーマーヤナ』だけどなんで古代核戦争を暗示してることになるの?ラーマーヤナ初め、インドの古い書物には古代核戦争や超古代文明の描写があるってホント?!古代核戦争って一体、どういうこと?!

 

 

こんな疑問に答えます♪

 

記事の内容

・ラーマキエンの元となったお話『ラーマーヤナ』にも暗示されていると言われる、古代核戦争勃発説の概要

・古代核戦争肯定論者の主張と論拠

・古代核戦争否定論者の主張と論拠

このブログでは、これまでにタイで有名な物語『ラーマキエン』について、多くの記事を掲載して来ました。

※ラーマキエンの過去記事が気になる方はこちらをどうぞ♪

関連記事:【ラーマキエン】知ってるとタイ人と仲良くなれる物語【まとめ】

それらの記事を作成するにあたり当然、オンライン・オフラインに限らず、いろいろとリサーチしていったわけですが・・・

実はその課程で、ちょいちょい目にする、ある言葉がありました。

その言葉とは・・・

古代核戦争!

なんともかぐわしいこの言葉に、タイと同じくらい都市伝説が好きな私は、とても見て見ぬふりができませんでした・・・。

正直、ブログのテーマとあんまり関係ないし、どうしようか迷いましたが・・・

ゆきキャベツ【運営者】
どうしても書きたい!

と言う欲望を抑えられませんでした。(汗)

そこで!今回はタイの『ラーマキエン』についてリサーチ中に見つけてしまった古代核戦争をテーマに記事にして見たいと思います。

なお、このシリーズは3部作の予定で記事にまとめて見たいと思います。

※この記事はシリーズ3部作の第1回目の記事です。

自己紹介

この記事を書いている私は、タイ旅行には何度も行っており、長い時には1ヶ月近く滞在することもあります。

タイにはトータル2~3年は滞在しており、タイ旅行での不安や疑問を良く相談されます。

また、これはもう私の性分なんだと思いますが、個人的に気になったことは徹底して深掘りしないと気が済まないたちです。

今回はかなりイレギュラーな記事ですが相当、深掘りしてまとめていくので、都市伝説好きな方は楽しんでいただけると思います。

所要時間

この記事はせいぜい5分ほどで読み終わります。

読み終わった頃には、ラーマキエンの元になったお話『ラーマーヤナ』にからむ古代核戦争について、肯定論者・否定論者がどんな主張や論拠をしているのかわかるようになります。

古代核戦争勃発?!肯定・否定の両主張を解説!1【ラーマーヤナ】

古代核戦争肯定論者が、「古代に核戦争は起こっていた!」との論拠として引き合いに出されるのが、タイのラーマキエンの元になったお話であり、インド ヒンドゥー教の聖典ともされる『ラーマーヤナ』の物語です。

正確には『ラーマーヤナ』『マハーバーラタ』『リグヴィーダ』と言う3つのインド古代文書が論拠として語られています。

まずは古代核戦争説とは、どのような主張なのか簡単に解説して見たいと思います。

古代核戦争はこうして起こった?!

・古代核戦争勃発説とは・・・

古代核戦争説を肯定する人たちは、こんな主張をしています。

まず大前提として、有史以前の地球では現代人が、想像していない超古代文明が栄えていたとされます。

その超古代文明同士、あるいは地球人と宇宙人との間に争いが起こっていたとされます。

いつしか争いはのっぴきならない事態にまで発展し、ついには核戦争が勃発してしまった?!

それにより、今まで築き上げてきた文明が跡形もなく消滅してしまったのだ!と、こんな感じの主張です。

現在、世界の古代文明はメソポタミア文明・エジプト文明・インダス文明・黄河文明の4大文明とされていますが、その時代よりもずっと前から、『超古代文明』と言われる高度な文明が栄えていたのだとの主張がなされています。

人によっては「現代よりもはるかに高度な文明だったのだ!」との意見もあります。

当然、一般的な歴史観とはまるっきり合わないため、まっとうな考古学者や歴史学者などの間では、論議の対象にすらなっていません。

これまでの間、学術的な分析もほぼされていないようで、当然、科学的根拠もないのが現状のようです。

そのため、現時点では空想、オカルト、疑似科学、単なるSFの題材として扱われるにとどまっています。

ゆきキャベツ
仮に調査を試みようと思う学者がいたとしても、巨額の費用を出してくれるスポンサーはなかなか現れないでしょうから、この現状も当然でしょう。(^_^;)

【古代核戦争肯定論者の主張】古代核戦争の存在を示す論拠はこれだ!

ここまで読んだあなたは、この時点で「まゆつばじゃないか!」と思われたかも知れません。

そう!その通り!

ぶっちゃけ言ってしまえば、眉唾ものの話なのです!

しかし!この説を唱える者たちは、いたって真面目に研究をしています!

その真面目な研究の結果、彼らはいくつかの論拠を示しました。

ざっくりと論拠にもとづく主張をまとめるとこんな感じです!

・昔から残された文献を解読すると古代核戦争が起こったとしか思えない記述があるのだ!

・人類史にホモ・サピエンスが誕生してからのち、空白の10万年が存在する!

(この間ずっと、狩猟だけをしていたと言うのか?!そんなはずはない!)

(この10万年の間に超古代文明が存在していたのだ!そして破壊と再生が繰り返されていたのだ!)

・ほれほれ!見てみろ~!古代遺跡から古代核戦争が起こった痕跡が出て来たぞ!

・過去の偉大な科学者たちが、核兵器について、古代核戦争を彷彿とさせる発言をしているぞ!

こんな感じの主張がなされているわけです。

それではここから、古代核戦争肯定論者たちが主張する論拠をひとつひとつ見ていくことにしましょう。

【古代核戦争肯定論者の主張】インドの古代文書には古代核戦争を彷彿とさせる記述がある?!

古代核戦争肯定論者の言い分。

「昔から残された文献を解読すると古代核戦争が起こったとしか思えない記述があるのだ!」

との主張に関して説明すると、その古い文献とは『ラーマーヤナ』『マハーバーラタ』『リグヴィーダ』となり、それぞれの文献には核戦争を連想させる記述があるとされています。

主に「アグネアの武器」や「インドラの雷」と呼ばれる、核兵器に酷似した大量破壊兵器が使用された際の記述です。

核攻撃を彷彿とさせる記述?!

その記述というのが、こちらです。

宇宙のすべての力を込めた何かがひとつ発射された。

・それは太陽を一万個集めたほど明るく輝ける炎と雲のそそり立つ柱となって巨大な死をもたらす鉄の稲妻と呼ばれる未知の兵器だった。

・死体は何者かわかららないほど燃え尽きていた。

(灰と化していた。)

・明確な理由なしに髪の毛は抜け落ち、爪ははがれた。

器は外から力を加えないのに壊れてしまった。

鳥は白くなっていた。

・数時間後、食べ物はすべて腐ってしまった。

恐ろしい不吉な風が巻き起こり、雲はうなった

太陽は揺れ動き光を失った

・辺りは濃い闇に包まれた

・雲は雷鳴を轟かせ血の雨(黒い雨?)を降らせた

・鳥も獣も聖者たちも心安まらず、天地は波立ち太陽は逆の方位に向かった。(核の冬?)

・恐れおののいた象やその他の生物は突然駆け出し、必死にその下から逃げ出そうとする。

・猛火に焼かれた木々のように戦士たちは倒れ、戦象はヤケドを負い逃げ惑った。

・外界の水は熱せられ、水棲動物は熱に灼かれ暴れ回る。

核兵器使用と照らし合わせると・・・

どの記述がそれに当たるのか、もう少し核兵器が使用された状況と照らし合わせて見ますと・・・

超高温の火球=太陽を一万個集めたほど明るく、輝ける炎と雲のそそり立つ柱

強烈な熱線=外界の水が熱せられ蒸発、猛火に焼かれた木々のように倒れる戦士たち、ヤケドで逃げまどう戦象、灰と化す住民

衝撃波=恐ろしい風、うなる雲、揺れ動く太陽

衝撃波で舞い上がる土ぼこり=濃い闇に包まれる

放射能汚染=髪の毛や爪が抜け落ちた、食べ物はすべて腐った、鎧を脱ぎ捨てて体を水で洗う生存者

このような感じになります。

超古代文明の存在を示す記述?!

さらに「超古代文明の存在を示しているのだ!」との部分に関しては主に『ラーマーヤナ』と『バハーマーラタ』の記述にもとづく主張のようです。

たしかにラーマーヤナにはいくつか現代の兵器を連想させるような記述も見受けられました。

シーダ姫を救うために主人公のラーマ王子は、鬼の国ランカーへ攻め込見ます。

そこに「終末の時の煙をともなう炎のような、人・馬・龍などを一瞬にして破壊してしまう、火を吐く毒ヘビ」と言うような表現がなされるものが登場します。

もしも現代の戦車や高射砲のような銃身の長い兵器を予備知識なしに目撃したとすれば、『火を吐く毒ヘビ』との表現をしても不思議ではない気もします。

そうなると現代の技術に匹敵するレベルで作られる兵器のことをさしているのかも?とも思えます。

古代超兵器『ヴィマーナ』とは?!

また物語の中には『ヴィマーナ』と呼ばれる超兵器も登場します。

ヴィマーナとはどんな兵器なのでしょうか?

これは各国に伝わった物語によって違いがあります。

馬に引かれて空を飛ぶ2輪車だったり、単に神々の車、あるいは戦車、または空を飛び自動で動く乗り物とも言われます。

形状に関しては2輪車の他に「棺桶型」「船型」「巨大な建築型」となっていることもあります。

ここで共通する特徴としては、どれも空を飛ぶ兵器であったとされています。

巨大な建築の場合は、7階建ての宮殿であったとされるものもあります。

ゆきキャベツ
空を飛ぶ7階建ての巨大建築と聞いて、私は思わず「天空の城ラピュタ」を思い浮かべてしまいました。(^0^;)

また『リグヴィーダ』にはヴィマーナに関する記述は見られませんが、第1巻164章の47-48詩の部分が機械仕掛けの鳥について語られているとされる意見があるようです。

ヴェーダーンタと呼ばれるインド哲学を世界各国で教える著名人である、スワミ・ダヤナンダ・サラスヴァティ氏によれば、これらの詩は以下のような機械仕掛けの鳥(古代超兵器?)だと解釈しているようです。

・火と水を使ったカラクリで、素早く宇宙に飛び出せる。

・その機械仕掛けの鳥は12本の柱を持ち、1つの車輪、3つの機関、300の回転軸、60の装置を持っている。

バハーマーラタに現代兵器の記述が?!

バハーマーラタにも近代兵器を彷彿とさせる記述があるようです。

少々、数が多いのでここは箇条書きしていきます。

カーナパ:「熱した鉄のタマをたくさん食べるもの」と言う意味の接近戦を想定している兵器。

まるでマシンガンか散弾銃のような、地上での対人戦を想定した兵器だとの主張がされています。

サタグニ:突起状のものに覆われた鉄球で、一撃で数百人の殺戮ができ、車輪のついた運搬車で移動が可能。

点火することにより鉄球が発射され、遠方の敵軍に攻撃が可能になる。

これはもう、大砲と言って差し支えない兵器ではないかと思われます。

アシャニ:8つの車輪がついた大型の車で移動し、標的を狙って発射される。

命中地点は火の海になるほどの火力があり、移動用の8輪車両も鉄でできた装甲車のような乗り物である。

移動時は轟音を響かせ自走し、数キロの移動が可能とのこと。まるで現代の戦車か自走砲を彷彿とさせる兵器です。

パルヤナ:大気中に雨雲を発生させ、敵軍に土砂降りの豪雨を降らせる気象を操る兵器。

ヴァヤヴィア:風に強烈な圧力をかけて、雨雲を追い散らす特殊な兵器。

イシカ:放散する白い塵を浴びると、兵士はたちどころに視覚も聴覚も嗅覚も奪われ、全身が火ぶくれ状態になってバタバタ倒れていくと言う兵器。

現代風に解釈するならば、毒ガス兵器か細菌兵器のたぐいとの主張もありました。

その他、光を発しながらヘビのようにジグザクに飛び、敵に命中させるという、まるで巡航ミサイルのような兵器。

空中に投げて戦場を明るく照らすオイルランプとの表現がされる夜間戦闘用の火器も登場しています。

現代で言えば、フレアガンのようなものですね。

これらはまさに現代戦で使用させる兵器を彷彿とさせます。

表現が具体的で近代兵器を彷彿とさせられる

うーむ・・・なんとも胸アツ!

たしかにこれらの記述を見ると、広島に原爆が落とされた状況とも酷似している気がします。

また兵器についても当時の文明レベルからは、かなりかけ離れていると感じます。

にも関わらず、これらの表現がなされていることになるわけです。

はたして想像だけでこれだけ、具体的に核兵器が使われた際の様子と酷似した表現が出来るものなのでしょうか?

核戦争肯定論者が言うには、現実にこれらの現象を目の当たりにしなければ、とても想像だけで表現することは出来ないと言います。

だから古代には超文明が存在し、現代に匹敵するような科学技術があったのだと主張するわけです。

いつしか行き過ぎた科学は核兵器の開発まで進み、高度な文明も破滅的な最後を迎えたのだと言うことのようです。

【古代核戦争肯定論者の主張】人類史の謎?!空白の10万年間とは?!

古代核戦争肯定論者の主張として、現在語られる人類史には大きな矛盾があると言います。

その矛盾とは今の人類の到達点とされる『ホモ・サピエンス』が繁栄してからの期間で、あまりにも長すぎる空白期が存在していると言うのです。

その期間はなんと10万年にもおよびます。

ひと言で古代核戦争肯定論者たちの主張をまとめると・・・

「ホモ・サピエンスが繁栄し始めてから、10万年間も何の文明も生まれずに、狩猟しかして来なかったってのか?!」

「ここ1万年あたりで発展した文明の速度を考えると、10万年間も狩猟文化から抜け出せなかったはずはない!」

「その間には古代超文明が存在し、古代核戦争が起こったことによって、高度に発展した文明もリセットされてしまったのだ!」

こんな感じです。

わかりやすく図にすると下記のような感じになります。

現在、一番古い文明は世界4大文明とされています。

それらの文明はみな農業の起こり以降に存在していたとされます。

一番古いメソポタミア文明でも、紀元前約8000年前です。

農業の起こりによって、ようやく人類は現代につながる文明発展の道を辿ることになったわけです。

しかし裏を返せば、それまでの10万年間は狩猟をするしかなかったことになります。

文明らしいものは何もなく、ただ狩猟をして生き延びるだけの時代が10万年も続いていたことになります。

古代核戦争肯定論者たちは、そこがおかしい!矛盾している!と主張しているわけです。

たしかに、ここ1万年間辺りの目覚ましい文明発展のスピードを考えると、10万年間もただ狩猟をするしか能がない時代が続いていたとするのもおかしい気がします。

古代核戦争肯定論者たちは、この空白の10万年の間には、現在まったく認識されていない超古代文明が存在し、実は1~2万年単位で発展と滅亡を繰り返しているのではないかと主張しているのです。

↓↓↓ 続きはこちら ↓↓↓

古代核戦争勃発?!肯定・否定の両主張を解説!2【ラーマーヤナ】

古代核戦争勃発?!肯定・否定の両主張を解説!1:まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回はシリーズ第1回目の記事として、古代核戦争説肯定論者の主張の前半部分を解説して見ました。

次回は残りの古代核戦争肯定論者の主張を解説します。

その後、ラストに向かって、今度は古代核戦争説否定論者たちの主張を解説していきたいと思います。

第1回目のこの記事に書かれている古代核戦争肯定論者に関することを簡単にまとめると・・・

・古代の人類史には、超古代文明が存在していた。

・論拠として古い文献には超古代文明の存在を示す記述がある。

・想像だけで表現したにしては、あまりにも核兵器を使用した際の状況と酷似している。

・近代兵器を彷彿とした記述も見られる。

・空白の10万年間の文明発展スピードが、あまりにも遅すぎる。

・その間、狩猟しか能がない文明しかなかったとするのは、矛盾した考えだ!

・空白の10万年間の間には、超古代文明の発展と滅亡が繰り返されている!

 

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