オカルト・怖い話

『首取りの祠』怖い話シリーズ97

2020年10月28日

オカルト好きな友人に起こった怖ろしい話・・・

『首取りの祠』

俺には5年前Sという友達がいた・・・

Sはオカルト好き1人でいろいろなヤバイ場所へ行っていた・・・

そんなSからある日、話したいことがあるからとメールが・・・

今回は怖ろしい怪談話『首取りの祠』をお伝えします。

怖異 恐子
皆さん、こんにちは・・・

毎度おなじみ心霊界の石原さとみこと、コワイキョウコです・・・

ヤバイと噂の場所にオカルト好きがこうじて、1人で肝試し・・・

私って、心霊のくせにそう言うヤバイ場所苦手だったりします(汗)

なんか見てはいけないものを見てしまいそうで、怖い・・・(汗)

とてもじゃないけど、そんなとこ1人じゃいけません(汗)

皆さんは、そう言うヤバイ場所・・・1人でいけたりしちゃいます・・・?

それでは怖い怖い怪談話・・・

『首取りの祠』

どうぞお楽しみください・・・

※このお話は7分ほどで読むことができます。

『首取りの祠』怖い話シリーズ97

 

俺には5年前Sという友達がいました。

Sとは高1の時に出会いSはオカルト話が大好きで俺もオカルト話が大好きだったので、同じオカルト仲間としてよくつるんで一緒に心霊スポットとかも行ったりしてた。

でも俺は部活をやっていたのでSは日頃からよく一人でいろんな場所に行っていたらしい。

そんなある日曜日俺が部活の試合が終わり携帯を見るとSから・・・

 

「話したいことがあるで今から俺の家に来てくれやん?」

 

というメール。

俺は正直試合で疲れていたので・・・

「話って何?今日疲れとんで明日学校じゃ無理?」とメールを送ると・・・

どうしても今日話したいとのこと。

俺はめんどくさいなと思いながらも何か面白い場所でも見つけたんじゃないかと思い内心ワクワクしてた。

Sの家に着きワンギリ。

するとSが出てきて・・・

 

S「おう、疲れてる所悪いな。まあ上がれよ。」

 

意外といつも通りのS。

俺は少しがっかりしながらも二階のSの部屋へ。

Sと軽く雑談をした後俺が本題の方へ切り出した。

 

俺「ところでさー、話って何よ?」

 

Sが少し黙った後話しだした。

 

S「俺さー今日暇だったから心霊スポットとして有名な○○山に行ってきたんだよね。」

S「んで○○山に着いたんだけどまだ真っ昼間て事もあって全然怖くないのね。

だからこのまま帰るのももったいない気がして側に登山コースがあったもんだから

何となく登ることにしたんだ。」

 

俺「登ったのかよwこのご時世で日曜日に一人で山登る高校生なんておまえぐらいだよw」

 

S「うるせーよw記念だよ記念。まあそれでさーいざ登ったんだけど全然面白くないんだよね。んで

あー暇だなー思いながら歩いてるとふと一本の獣道を見つけたのね。俺せっかくだからその獣道を行くことにしたんだ。」

S「またそれがけっこう長い長い。すぐ行き止まりになると思ってたからさすがにちょっと不安になってきた。そしたらやっと道の最後に出たんよ。そしたら案の定行き止まりだったのね。俺結局これかよと思って引き返そうとした時にその行き止まりの所に人一人分入れる穴があいてたのに気付いたんよ。

それでさー何か冒険心くすぐられて俺入ったんだよね。」

 

俺「入ったのかよ…おまえ勇気あるな…」

 

S「それでしばらく行くと急に広い空洞に出たんだよね。そこに何があったと思う?」

 

俺「何があったの?」

 

S「祠だよ。祠。ぶっとい綱に囲まれてた所の中心に祠が立ってたんだよ。」

 

俺「マジかよ…何か映画みたいな展開やな」

 

S「俺も最初信じれんかったけどね。んで俺その祠に近づいた。その祠には小さな引き戸がついていて札が貼りつけてあったんよ。

俺、ここまで来たらやるしないと思って札をはがし引き戸を開いた。…何があったと思う?」

 

俺「…何があったの?」

 

S「…生首だよ生首。いや正確には頭蓋骨…その祠には頭蓋骨がまつってあったんだよ。」

 

俺、それ聞いた瞬間背筋に悪寒が走ったのを今でも覚えてる。

 

S「…しかもさ、その頭蓋骨がまた少し変なんだよね。何か少し人間の頭蓋骨と変わってるような…。

いや…まあ見たの一瞬だったし人間の頭蓋骨自体見た事ないから俺の気のせいだとは思うんだけどね。」

 

俺「…おまえ…それ絶対やばいって…。」

 

S「やっぱやばいよね…?俺も見た瞬間これはやばいと思ってすぐ戸を閉めて札貼り直して何度も謝った後逃げるように帰ってきたんだけどさ」

 

俺「おまえ、そんなんで済むかよ!明日学校終わったら神社行ってすぐに神主さんに事情話しておはらいしてもらえ!俺もついて行くからさ」

 

S「おーそうするわ。ありがとうな。」

 

結局それで俺は話を聞き終わった後けっこう時間がたってたので後味悪いまま家に帰りました。

 

その次の日担任から隣のクラスのS君が亡くなったと聞かされた。

俺は半狂乱になり担任に聞くと担任も詳しくはわからないとの事。

俺は授業をサボりSの家へ。

するとSの家には警察がいて中に入るのを止められたが、そこを見かけたSの母が中に通してくれた。

号泣しているSの母に思いきって聞くと、朝、Sの母がいつものようにSを起こしに行くと、ベッドの上でSの首から上がキレイになくなってSが死んでいたらしい。

俺は頭が真っ白になった。

その後、鑑定した結果、その死体はSだと判断されたが頭は結局見つからなかったそうだ。

俺とSの家族は警察に決して口外しないように強く口止めされ未解決事件として闇に葬られさりました。

 

俺はこの話を一生するつもりはありませんでした。

じゃあ何故5年たった今俺はこの話をしたのでしょう。

実は最近よく同じ夢を見るんです。

祠の横で笑いながら手招きしているSを…。

Sの頭はおそらく祠にある事でしょう。

 

俺は明日地元の有名な神社の神主さんに全部話すつもりです。

以上携帯から長文失礼しました。

 

一応今日神社の神主さんに全部洗いざらい話してきたので報告しますね。

他の人にはスレ違い無駄レスになってしまうんでごめんなさい。

簡潔にいうと神主さんいわく

・今の俺からは怨念や呪いといったまがまがしいものは特に感じられないとのこと

・奉られていたという事から(神主さんもよくは知らないらしいが)

昔この地方では恐ろしい行事や習わしが存在したらしくその中の一つの可能性もあるとのこと

・Sの母にはまだ話さない方がいいとのこと・必ずしも霊的なものが関わってるとは決めつけないこと

・夢の件に関してはとにかく気にしないようにし、もし内容に変化が見られればすぐに連絡すること等言われました。

そして来週の木曜日にその神主さんと神主さん仲間の方と俺と三人で、その祠とやらを調査しに行くことになりました。

(俺は行かない方がいいと止められたが、強く頼みこんで同行させてもらう事になった)

俺はそれまでにとりあえず、この地方にあったという恐ろしい行事や習わしについて調べることと、神主さん方々に無駄足を踏ませたくないのでその祠のある場所をある程度特定しようと思ってます。

ではそれでは。

 

※その後、場所探索の報告を「身の回り~実況」スレで展開。

600です。

すいません二日連続で山に登ったもんで全身筋肉痛で家に着いた途端眠ってしまってましたorz

内容が内容なもんでスルーされるかと思いきや、こんなにも気にしてもらえるなんてうれしいです。

まあ大半がネタだと思ってると思うんですが、それでもうれしいです。

一応、昨日の結果をいうと、また普通にハイキングをしてきましたorz

首吊りの縄は何箇所か見つかったんですが、他は全く見つかりませんでした。

本当に祠なんてあるんだろうか…

なんて思ってたらさっきSの夢を見ました。

いつもと同じ夢でした。

 

S、本当不気味なくらい笑顔なんですよ。

あの頃と変わらないままの姿で。

無言でゆっくりとおいで、おいでと手招きしてるんです。

もしもこの夢に変化が起きる時、俺は一体どうなるんだろうって考えると本当怖いです。

今日神主さんと、その仲間の方とは9時に待ち合わせしています。

たださっき天気予報見たら今日雨らしいですね…。

大丈夫かなあ?

 

あと>>631さんのレスが俺には一番恐怖でしたw

確かになくはないですよね…。

一応、家にメモ帳を残して山の中を歩く時は最後尾からついていく事にします。

ただ俺が丸二日歩き回っても見つからなかったぐらいなので、今日いきなり見つかるとも正直思えません。

とりあえず一昨日、昨日とは違う道を行くつもりですが本当期待はしないでネタだと思ってマターリと見守って下さい。

お願いしますm(__)m

 

あとSの詳細については書く必要もないと思ったんで省いてたんですが、昨日地元の友達とのメールで新しくわかった事があるんでまとめて書かせてもらいますね。

Sとは高一の時に同じクラスで出会って仲良くなり、2年になって違うクラスになったものの、クラスを行き来してけっこうつるんでたりしてました。

事件が起きたのも高2の時です。

あと正確にいうと地元の新聞には出ました。

俺やSの家族は口止めされているので、おそらく近隣近所のタレコミだと思います。

俺は見てないのですが友達の言う話では、詳細は載っておらず自殺という扱いで載っていたそうです。

 

警察の言う話では自殺はまず考えられない。

自分の首を切断することなんてまず不可能だし、ましてや首を持ち運ぶ事なんて絶対不可能。

でも他殺にしてもSが争った形跡もなく、他に外傷も見当たらないのでこれも難しい。

ただ可能性があるとしたら、他殺だろうと言っていました。

なので地元の新聞で自殺という見解で載ったと知った時なんで?どうして?と思いました。

Sの家族も何故反論しなかったんだろう?とその当時は俺は思っていました。

 

あとこれは俺も昨日わかった事なんですが、今はSの家族はもう当時の家には住んでいないそうです。

何でも翌年Sの兄が事故で亡くなり(Sの家族構成はS、S兄、S母、S父の四人家族)

それでSのお母さんが頭がおかしくなってしまったらしく、どこかに引越していったそうです。

なのでもしSの頭が見つかったとしても連絡とるのが難しいですね…。

俺が知ってるSについてはこんなとこです。

あとさっき言い忘れたんですが、俺の初投稿の経緯をコピペしてくれた方どうもありがとうございました。

確かに説明が足りませんでした。

すいません。

それでは9時に備えてもう少し寝ますね。

おやすみなさい。

 

皆さんすいません。

本当に遅くなりました。

えーっとですねー…

結果をいうと神主さんにドタキャンされましたw

今日9時に俺が神社の方に迎えに行く予定になってたので行くと、神主さんはいた事にはいたんですが…。

簡潔に会話の内容を話しますね。

 

俺「じゃあ○○(←神主さんの名前)さん行きましょうか?」

 

神主「いや…その事なんだがすまん、やはり行けんわ。」

 

俺「え!?また急に何故ですか?」

 

神主「いやなー、前の時は君の話を聞いて俺も力になってやりたいと思ったんやけどな、

まあ俺自身この地方にはいわくつきの話がようあるで興味を持ったというのもあるんやけど。

俺神主という仕事しとるやろ?だから職業柄上もしもそうゆうとこ行って憑かれたりでもしたらほんま洒落にならんのや。

だから本当すまん。あとな、君もしかして一人でその山とか行ったりしてないやろな?」

 

俺「え…!?いや…行ってません」

 

神主「そうかー…。それならいいわ。君ももう気にせんほうがええ。

夢ってのもな、たぶん君が無意識に自分の事を責めとるんと違うかー?そうゆう無意識に思ってる事ほど

夢には影響されるもんなんだわ。」

 

俺「はあ…。それではもう今日はついてきてもらえないという事ですか?」

 

神主「そうなるなー。いや本当すまん。連絡しようにも君の連絡先も聞いてなかったからなー。

それでなお詫びといっちゃなんだが俺の親父にこの話をしてみたんだわ。

そしたら面白い話を聞いたから教えたるわ。」

 

~数時間後

 

神主「いや本当今日はすまんかった。また夢の事で気になる事があったら

いつでもうちに来たらええ。俺が相談ぐらいならいつでものったるから。あとな、何度も言うようやけど

あの山にはもう近づかん方がいいぞ。俺が見た所今の君には何も憑いてないが触らぬ神にたたりなしとも言うしな。

ようおんねん。お盆に面白半分でいっておっそろしいもん憑けてくる奴とか。

まあ俺も今日行ったら危うくそうなっとったかもな。はっはっは!」

 

俺「…そうですか。わかりました。ありがとうございました。」

 

神主「おう。帰り気をつけてな。」

 

…とこんなところです。

いらん部分も付けちゃったなあ。

 

みんな優しいんですね。

うpもできなかったし、ボロクソに言われると思ったんですが(T_T)

親父さんの話は何か難しい単語とかもあって、わからない部分もあるんですが簡潔に話をするとこうです。

昔、山(正確に言うと渓谷)の中に外界とは連絡を絶った村があった。

旅人が通れば全員皆殺しにし、門外不出の村となった。

村人は自給自足で生活し、平和に日が続いたがある日問題が起きた。

近親相姦のせいもあり奇形児の子供がよく生まれるようになった。

奇形児の子供は生かしておいても役に立たないので、村の語り合いで生まれて奇形児とわかり次第殺すようにした。

 

ある日村に奇病が流行った。

治し方もわからなく村人どんどん死ぬ。

村人の誰か言った。

奇形児の呪いだと。

村人、藁にもすがる思いで祠を作り奇形児の骨を奉るようにした。

それでも奇病止まらず村人全滅。

後に、その廃村となった村、旅人訪れ日記を見つけこの情報を知り後世に伝わった。

 

あともう一つこの話の別のケース。

村人の語り合いで、この村を訪れる旅人招きいれ、村の娘と性交させ子供を生ませるようにした。

子供も生ませた後、情報が漏れぬよう旅人殺すようにした。

再び平和な日々が続くがある日村の娘が急に死にだした。

誰かが言った。

旅人の呪いだと。

以下省略。

 

あともう一つ。

昔、外界と連絡を絶つ村あり。

山に鬼が住んでいた。

その鬼、人間の目玉が好きで村を襲っては人間をさらい目玉を食った。

村人困り、剣修業の旅人にお願いし鬼退治を頼むことにした。

ある日、旅人が鬼を退治し村に戻ってきた。

村人喜び英雄として讃え盛り上がった。

だがその旅人、急に死ぬ。

村人もどんどん死ぬ。

村人言う。

鬼の呪いだと。

村人困った。

そんな時、旅人の坊さんが通りかかる。

 

坊さん言う。

鬼の死体を頭、手、足、胴と分け、言う通りの所に祠を作り封印しろと。

村人その通りにした。

鬼の呪い消え村に平和が戻った。

村人喜び坊さんに村に留まるようお願いした。

坊さん断る。

村人語り合い、存在が知れるのを恐れ坊さんを殺した。

その後、村に大洪水が起こり村全滅した。←この洪水というのは本当っぽいです。

俺の調べた本にも載ってました。

頭にまつわる話は以上です。

どれも正直???といった感じでした。

 

『首取りの祠』怖い話シリーズ97

怖異 恐子
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