あなたは1992年の大阪の熊取町という小さな町で男女7人が連続して短期間のうちに不審な死を遂げた事件をご存じだろうか?!
『熊取町7人連続怪死事件』
この事件は半径1.2キロメートルと言う狭い範囲内でごく短期間のあいだに男女7人が連続して死亡するといった事件です。
またぞろ未解決事件なのか?と思われるかも知れませんが・・・
警察はその後、男女7人すべての死を事故や自殺と断定して捜査を打ち切っています・・・
つまり表向きは解決済みの事件として扱われていると言うことです・・・
しかし、ごく短期間のあいだに、非常に狭い範囲内で7人もの人間が考えられないような状況での不審な死を遂げていることから、事件発生当初より・・・
「あれが事故や自殺のはずないやんか・・・」
と言う噂が地元、大阪を中心に根強くささやかれています・・・
果たして謎の死を遂げた大阪熊取町の男女7人は、本当に事故や自殺だったのか?!
彼らの本当に事故や自殺だったのか?!
実は事件発生当初より、死亡した人の何人かは・・・
「誰かに殺されたとしか思えない・・・」
と言う、他殺説が有力視されていたが、なぜかその後、警察は事故あるいは自殺として処理した・・・
そのため、この事件は未解決事件ですらなく、その後、警察による捜査は一切、おこなわれていない・・・
ある意味、未解決事件よりもタチが悪いとも言われる「熊取町7人連続怪死事件」?!
今回はそんな謎に満ちた怪死事件について、詳しくお伝えしていくぞい?!
謎多きこの不可解な怪死事件の真相はどこにあるのだろう?!
今回も迷探偵の僕の推理をちょいちょい差し込んでいくよ~?!
『熊取町7人連続怪死事件』の記事がはじめての人は、こちらからどうぞだよ!
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※『熊取町7人連続怪死事件』の記事は少々、長くなってしまうので、これから数回に渡ってお送りいたします。
これは第2回目の記事です。
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【熊取町7人連続怪死事件2】自殺?!事故?!不自然すぎる死の謎とは?!
1992年の4月末から7月初頭に掛けて、わずか2ヶ月半のあいだに7人もの若者が不可解な死をとげた・・・
警察は事故あるいは自殺と断定したが、中にはどう考えても自殺とは思えない者もいた・・・
・1人目・・・4月29日木曜日、板金工をしていた少年A君、当時17歳がシンナー吸引をして熊取町内にある溜め池にて溺死。
警察はシンナー吸引中の事故死と断定・・・
・2人目・・・5月29日金曜日、無職の少年B君、当時17歳がシンナー吸引をした自宅で急性心不全にて死亡。
警察はシンナー吸引中の事故死(あるいは病死)と断定・・・
・3人目・・・6月4日木曜日、無職の少年C君、当時17歳が熊取町内に点在するタマネギ小屋のひとつでひっそりと首を吊って死亡。
遺書らしきものは無し。警察は自殺と断定。
・4人目・・・6月10日水曜日、土木作業員の少年D君、当時18歳が熊取町にある恵林寺という寺の参道脇にある納屋で首を吊って死亡。
遺書らしきものは無し。警察は自殺と断定。
・5人目・・・6月17日水曜日、旅館巡業員の少年E君、当時17歳が熊取町内にある農作業小屋(タマネギ小屋)で首を吊って死亡。
遺書らしきものは無し。警察は自殺と断定。
・6人目・・・6月25日木曜日、岸和田市職員をしていた青年Fさん、当時22歳がちょうど熊取町と隣の貝塚市とが隣接する辺りの山林で首を吊って死亡。
遺書らしきものは無し。警察は自殺と断定。
・7人目・・・7月2日木曜日、大阪体育大学に通う女子大生Gさん、当時19歳が果物ナイフで首と左胸を刺され、下宿近くのグラウンド脇にある側溝に血まみれの姿で倒れ込んでいるところを発見される。
その後、病院へ緊急搬送されるも出血多量で死亡。
遺書らしきものは無し。警察は自殺と断定。
自殺にしては、明らかに不審な点も多くあったが、警察は最初のA君とB君以外はすべて自殺と断定した・・・
果たして彼らは本当に自殺だったのか?!
その後に連続して不審な死に方をする若者が現れている状況を見ると、最初に死亡したA君、B君についても、本当に事故死だったのか疑わしくなって来るね(汗)
前回は熊取町内で7人が不可解な死をとげた流れを見ていったけど、今回はもう少しそれぞれの人となりや、死の直前の様子など、生前のことについて教えてよ!
それでは前回、予告した通り、今回はその辺のところについて伝えて行くぞい?!
【熊取町7人連続怪死事件】亡くなった7人に何が起こっていたのか?!共通する点は?相関関係は?7人を結びつける接点はあるのだろうか?!
上の図は死亡した7人に関しての相関図じゃ・・・
A~E君に関しては、みんな地元熊取町にある中学校を卒業しており、在学中には面識もあったようじゃ・・・
ちなみにA君、B君から見て、C、D、E君は1学年上の先輩にあたるそうじゃ・・・
また彼ら5人はバイク仲間だったと言うこともあり、死の直前まで接点があったようじゃな・・・
その中でC、D、E君は地元で『風(KAZE)』と言う暴走族を立ち上げており、3人はともにそこに加入していた・・・
岸和田市職員のFさんと、女子大生Gさんは彼らとはまったく面識はなく、FさんとGさんのあいだにおいても、特に面識はなかったようじゃ・・・
そうなると基本的に、この7人すべてに共通している点は・・・
「彼らはみな死亡時に熊取町内に居た・・・」
と言うことのみとなる(汗)
最初に死亡したA、B、C、D、E君たち5人には通っていた中学の先輩後輩、さらにはバイク仲間だったと言う接点があるけど・・・
最後に亡くなったFさんとGさんについては、まったく繋がりはなかった・・・
そうなると、怨恨による犯行の可能性は低いような気がするね(汗)
共通しているのは死亡時に熊取町に居て、そこで亡くなってしまったことだけ・・・
熊取町自体に何か隠された秘密でもあるのかな?(汗)
【熊取町7人連続怪死事件】死亡した少年A君とB君・・・彼らの状況や死の直前の様子とは?!
なんとも言えないところではあるがの(汗)
それでは最初に死亡した少年A君、B君から順番にもう少し深掘りして伝えていくぞい?!
まずはA君じゃな・・・
当時、板金工だった少年A君は1992年4月29日木曜日に死亡している・・・
年齢は当時17歳。
彼はシンナーの常習者で、その日も仲間と共にシンナーを吸っていたそうだが、その後、いきなり『泳ぐ』と宣言し、ひとりで自宅近くの溜め池に行き遊泳していたが・・・
どうやら、その最中に溺死した見たいじゃな(汗)
一説には遊泳中に心不全を発症してしまったことで溺れたとも言われている(汗)
この時、一緒にいた仲間からは・・・
「シンナーによって幻覚を見ていた様子はなかった・・・」
と言う証言があがっているようじゃ・・・
A君はB君と同じ中学校の同級生でC、D、E君の後輩にあたる・・・
A君はバイク好きで、暴走族『風(KAZE)』とも繋がりがあり、一緒に暴走行為などもしていたとも言われている・・・
1992年4月29日の熊取町はだいぶ、温かくなって来たとは言え、まだまだ泳ぐには寒かったと思うけど・・・(汗)
A君はなぜ泳ごうと思ったのか?
シンナー吸引によって錯乱していたのかな?(汗)
暑かったのか、単に泳ぎたかっただけなのか、それともシンナーによる影響か・・・
それは本人にしか解らないだろうの(汗)
ちなみにA君が亡くなった日の熊取町の気温は以下のような感じじゃ・・・
泳ぐには少々、気温が低すぎる気がするの~(汗)
当時、無職だった少年B君は1992年5月29日金曜日に死亡している・・・
年齢は当時17歳。
こちらもシンナーの常習者で、その日も自宅でシンナーを吸っていたと見られている・・・
B君が死亡しているのを最初に発見したのは、彼の母親・・・
部屋でうつ伏せになって死んでいるところを発見したと言う・・・
B君はたびたび母親からシンナーを止めるように言われていたが、彼がそれを止めることはなかった・・・
そのため、B君と家族の仲は悪かったそうじゃ・・・
また彼はシンナーを常習していたことにより、肝臓を悪くしていたと見られ、死亡時にはかなりげっそりと痩せこけていたと言う・・・
B君はA君と同じ中学校の同級生でC、D、E君の後輩にあたる・・・
B君もA君同様に暴走族『風(KAZE)』と繋がりがあったとも言われている・・・
そしてB君の葬儀には、D君が参列していたと言う・・・
B君はシンナーによって身体はボロボロの状態だったわけか・・・
そもそもいつ死んでもおかしくない健康状態だったのかな?(汗)
彼の場合は、普通にシンナーによって心不全を起こしてしまったことで死亡したって気もするけど、どうなんだろうか・・・?!
たしかにシンナーを長期に渡って、常習していた場合、心臓に多大な悪影響が出て来ると言われている(汗)
そうなると心不全で死亡したとされることに矛盾はないようにも感じるの(汗)
【熊取町7人連続怪死事件】地元では有名なワルだった?!中学生時代には不登校だったとも言われるC君とは?!
当時、無職だった少年C君は1992年6月4日木曜日に死亡している・・・
年齢は当時17歳。
C君は熊取町のタマネギ小屋で首を吊って死んでいた・・・
彼のズボンのポケットから「借金を返してほしい」と書かれたメモが見つかったが、それ以外には特に遺書らしきものは見つかっていない・・・
そしてC君もまた、シンナー常習者だったと言う・・・
C君はD君と共に暴走族『風(KAZE)』を旗揚げしており、地元では有名なワルだったそうじゃ(汗)
C君とD君は同じ中学の同級生で大変、仲が良く、大親友であったと言われている・・・
2人はバイク好きで暴走族仲間、良くシンナーも一緒にやっていたそうじゃ(汗)
ちなみにC君の愛車はホンダCBX400と言うバイクだったと言う・・・
C君は中学3年生の辺りからほとんど学校に通わなったそうで、その頃はもっぱら仲間と遊んだり、パチンコ屋に出入りしたりして過ごしていたようじゃ・・・
一応、中学卒業後に美容師を目指す専門学校に入学したようだが結局、1年もしないうちに辞めてしまい、その後は特に職に就くこともなく、無職の状態でぷらぷらしていたと言う・・・
彼が死亡した6月4日の深夜0時頃、1度自宅に帰って来たことが確認されている・・・
その約2時間後の深夜2時にはふたたび外出したが、そこから約3時間後の早朝5時頃に首を吊って死んでいるところを発見された・・・
最初にC君を発見したのは、その日、作業をしようとタマネギ小屋を訪れた農家の人だったようじゃ・・・
C君は先に亡くなった後輩A君と仲が良かったとも言われているが、その後に同窓生から・・・
「CとAは別グループだったから、Aの死はそれほどショックではなかったはずだ・・・」
と言う証言が出ているようじゃ・・・
またポケットや自宅の仏壇から見つかったメモから、どうやらC君には借金があったようだが、彼の先輩にあたる人物から・・・
「金を返すように言われていたらしいが、(C君が)そんなことで死ぬとは考えられない・・・」
と言う証言も出てきている・・・
つまり自殺するほどA君の死にショックを受けていたり、借金を苦にしていたとは思えないと言うことじゃな(汗)
さらに不可解な謎として、C君は生前、白い車に付け狙われていたとも語っていたようじゃ・・・
C君の死の状況から見れば、たしかに首吊りによって自殺したようにも思える・・・
だけど周りからの証言では、C君がそんなことで死を選ぶとは思えないと・・・
つまり自殺した理由がまったく見当たらないと言うわけか(汗)
それに白い車に付け狙われていたとは、一体、何を意味するのか・・・
C君が本当に自殺だったのか、やや疑わしい気もするね(汗)
だが問題はここからじゃ・・・
熊取町で起こった死の連鎖もC君の死までは単なる偶然として片付けられるかも知れない・・・
しかし次のD君からは明らかに不可解な点が多くなるぞい?!
【熊取町7人連続怪死事件】結婚の約束をした身重の彼女に対して遺書も残さずに自殺?!自殺直前の人間とは思えない行動や言動・・・そして死に様までも不可解な彼は本当に自殺だったのだろうか?!
当時、土木作業員として働いていた少年D君は1992年6月10日水曜日に死亡している・・・
年齢は当時18歳。
D君は熊取町にある恵林寺という寺の参道脇にある納屋で首を吊って死んでいるところを発見された・・・
彼には当時、付き合っている妊娠中の彼女がおり、結婚して一緒に住む新居も決めたばかりであったと言う・・・
このD君は先に死んだC君と同様に地元では有名なワルだったようじゃ・・・
前回も伝えたが、D君はC君のことを心からの親友だったと思っていたようで、C君の葬儀に参列した際には「なんで死んだんや・・・」と悔しがっていたと言う・・・
一緒に葬儀に参列した仲間に対しても「俺たちは頑張って生きていこう」と、とても前向きな発言をしたとも言われている・・・
C君D君は2人で暴走族『風(KAZE)』を結成し、この暴走族のリーダーはD君だったそうじゃ・・・
彼もやはりシンナーの常習者で補導歴は多数、おまけに公務執行妨害での逮捕歴もあったと言う・・・
熊取町最寄りの駅前にシングルタイプのマンションを借りて、そこを仲間の溜まり場にして、悪いこともずいぶんやってきたようじゃ(汗)
バイクや自転車の盗難、自動販売機や公衆電話を壊すなどの悪さをし、その頃、近隣の住民たちからは迷惑がられていたと言うぞい(汗)
しかし、そんなD君は仲間思いの一面もあったようで、人望はとても厚かった見たいじゃ・・・
D君の葬儀には、彼を慕う後輩や近隣の不良グループなど、総勢約400人もの参列者が出席したと言う・・・
D君の通っていた中学校の校長先生からは・・・
「仲間と一緒に校舎の窓ガラスを49枚も割ったり、卒業式にバイクに乗って現れたりということもあったようですが、卒業してからは、仕事帰りに2回ほど遊びに来てくれて、給食室のドアを修理してくれたり、スズメバチの巣をもってきて理科の先生を喜ばせたこともあります。」
と言う証言もあったようじゃ・・・
近所ではキチンと挨拶をする良い子だったと言う話もあり、彼の恩師からは・・・
「ヤンチャもするが弱い者イジメはしないDは、いずれ人の上に立つ、ひとかどの人物になるだろう・・・」
と言われていたという話もある・・・
また中学卒業後には、次に死ぬことになるE君と共にD君の父親が営む建築会社で真面目に働いていたと言う・・・
しかし、彼が死ぬ前年の1991年に父親の会社が倒産してしまい、その際には住んでいた家も手放すことになってしまったそうで、D君はそのことをとても悔しがっていたそうじゃ・・・
だが、そこでD君は諦めることなく・・・
「自分が会社を再建させて、母親を早く楽にしてやりたい!」
「一生懸命働いて、(手放した)家も買い戻す!」
と公言していたと言う話もあり、とても親孝行な少年だったそうじゃ・・・
自分で「マザコンヤンキー」と自負していたなんて話もあったようだしの(汗)
ちなみに社会に出て働き始めてからは、シンナーはきっぱりと止めていたと言う・・・
どうやら中学時代の恩師に身体にさわるから止めるように諭されたようで、それをきっかけにシンナーからは足を洗ったみたいじゃな(汗)
D君も根は真面目で親孝行な息子だったと・・・
恩師からの評判も良く、妊娠してしまった彼女とも結婚して、キチンと責任を果たそうとしていた・・・
若気のいたりで悪さもしていたけど、根っからの悪人と言うわけでもなく、本人としてもしっかり更生して、立派な大人になろうとしていたようだね・・・
シンナーも止めていたみたいだし(汗)
やっぱりD君が自殺をするようには思えないなぁ(汗)
でもひとつだけ気になる点はがあるんだけど・・・
彼は妊娠してしまった彼女と結婚することにプレッシャーを感じていたなんてことはなかったかな?!
18歳の若者には少し荷が重い気もするけど?!
彼女が妊娠したことに対し、D君は・・・
「いよいよ生まれるんだ!お祝いくれよ!お祝い!」
と周囲にとても嬉しそうに語っていたそうじゃ・・・
プレッシャーどころか、むしろ喜んでいたようじゃぞ(汗)
やっぱりD君が身重の彼女を残して、自殺するとは思えないね(汗)
前回も言ったけど、D君が本当に自殺をしたなら、将来を約束した身重の彼女に対して、遺書を残さなかったって言うのもおかしい・・・
そうなると必然的に他殺の疑いが強くなるけど・・・
それについてはどうなのかな?!
D君に関しては、他殺であった可能性が高いとも言われているぞい?!(汗)
まず母親の証言だが、この証言によってD君の他殺説の疑いが強くなるのじゃ?!
D君が死亡したのちに彼の母親はこんなことを語っている・・・
「(D君が)自殺する前々日には仕事先に持ってゆく、保温式のランチボックスを買っておいてくれるよう頼まれていたんです・・・」
この証言を見て、どう思うかの~?
自殺する直前の人間がそんなことを頼むものなのか、疑問が沸いてくるのではないかの?!
自殺する前々日と言うことは、D君はせいぜい2日間ほどしか使うつもりのない弁当箱を買っておいてくれと頼んだことになるわけじゃ(汗)
これは明らかにおかしいと思うぞい(汗)
またD君の死に様においても不可解な点が多い?!
D君の死に様は明らかに通常の首吊り自殺とは違っていたようじゃ?!
自殺現場に駆けつけ、ロープで首を吊っているD君を見た母親はこのように証言していたそうじゃ・・・
・D君の母親の証言・・・
「肩をいからせて、前のほうを睨むようにして、こぶしをギュッと握りしめとったんですよ・・・」
「普通、体はダラリとなるでしょう?」
「警察の人に私、言うたんです・・・これでも自殺なんですかって・・・」
「いや最近はこう言うのも多い・・・とか(警察の人に)言われましたけど、首吊った体に最近とか昔とかあるんですかね?」
「あの夜は夕方、私と一緒に食事をしたんですよ・・・」
「友達と何かの約束があって、あんまり腹いっぱいやと具合悪い言うて、御飯も少なめに食べてね・・・」
「出かけていってそのまま・・・普段と全然かわらへんかったし・・・」
たしかに、自殺する人間がせいぜい2日間しか使う予定のない弁当箱を買っておいてくれなんて頼むのは、ちょっと変だよね?!
それに肩をいからせ、前をにらむようにして、こぶしを握りしめていたって?!
この状況から推理するに、もしかしたらD君は・・・
・迷探偵子ザルの推理
首にロープを巻かれて、何者かに強引に吊られようとしていた・・・
当然、D君は首が絞まらないようにロープに手を掛け抵抗しようとしていた・・・
しかし、周りからその手を押さえつけられてしまった・・・
おそらくD君は、それでも何とか抵抗しようとしていたのではないか?
そう考えれば肩をいからせ、こぶしを握りしめていた理由の説明がつく・・・
さらにD君は死の間際、首を吊って自分を殺そうとしていた人物をにらんでいたのではないか?
そうすれば、前をにらむようにして死んでいた理由も説明がつく・・・
前回、たしかD君は全身を強ばらせた状態で死亡していたって話だったけど・・・
D君が殺されまいと必死に抵抗しようとしていたなら、それについても繋がって来るよね?!
D君はやっぱり誰かに殺された可能性が高い気がするよ(汗)
恐ろしい話だが、その可能性は大いにあるだろうの・・・
さらにC君と同じく、D君の場合も白い車に付け狙われていたそうだが・・・
D君の母親からは白い車について、このような証言があるそうじゃ・・・
・白い車について、生前D君が語っていた内容についての母親の証言・・・
「息子は確かに言うてました・・・」
「カローラやったと思うけど、白い車にいつも付け回されて俺ヤバイんだよとか・・・」
「息子だけやなくて友達のC君も集会の時、ふと後ろを見るといつもおるんやって・・・」
「運転しとるオッサンの顔がどうとか、息子と話してたこともありますわ・・・」
これは実に怪しいね・・・
こうなって来ると、D君のみならず、同じく白い車に付け狙われていたと言うC君も、何らかのトラブルに巻き込まれて、殺されてしまった可能性が高いんじゃないかな?!
さらに暴走族『風(KAZE)』とも繋がりのあったA君やB君の死も、もしかしたら他殺だった可能性も出てくるよね・・・
何だか、ますます謎が深まるね(汗)
【熊取町7人連続怪死事件】次の犠牲者E君に訪れる死の連鎖・・・彼もまた自殺にはしては不可解な点が多かったと言われるが?!
なんとも言えないところではあるが、少なくともD君が自殺するとは、とても思えない(汗)
また、同じ地域でこれだけ連続して死の連鎖が続くと言うのも偶然にしては変じゃな(汗)
それでは続けていくが・・・
次に死亡したE君についても、不可解な点が多くあるぞい?!
当時、旅館従業員として働いていた少年E君は1992年6月17日水曜日に死亡している・・・
年齢は当時18歳。
E君はC君と同じく熊取町にあるタマネギ小屋で両手を後ろ手に縛られた状態で首を吊って死んでいるところを発見された・・・
彼は中学時代に悪さもしていたが、野球少年だったとも言われており、スポーツの才能もあったそうじゃ・・・
そんなE君は中学卒業後、野球の強豪校だった私立の高校へ進学したと言う・・・
だが、途中で挫折してしまったようで、その高校はほんの1年程度で退学してしまった見たいじゃな(汗)
その後、大阪に戻り、上でも伝えたD君の父親の会社で働いたそうじゃ・・・
しかし事件の前年、1991年にD君の父親の会社が倒産してしまい、あえなく失業してしまった・・・
そんな経緯で次に働きだしたのが、三重県鳥羽市にある旅館だったと言うわけじゃな(汗)
E君が働いていた旅館のオーナーによれば、彼の勤務態度は非常に真面目で、服装もキチンとし、素行不良なところは見られなかったそうじゃ・・・
また、そんな真面目なE君はお金が貯まったら車の免許を取りたいとも語っていたと言う・・・
そんな希望を語るE君においても、とても自殺するようには見えなかったと言うわけじゃな(汗)
だが、そんなE君のもとにある日、訃報が届いた・・・
その訃報と言うのが、先に死亡したD君の自殺じゃ・・・
連絡を受けたE君は、すぐに職場へ「友達の葬儀に出る」と申し出て2日間の休みをもらったようじゃ・・・
そしてD君が死んだ2日後の6月12日にこの熊取町へ戻って来たと言う・・・
結局、葬儀には間に合わなかったみたいだが、おそらく線香くらいはあげにいったのではないかの~・・・
目的を終えたE君は翌日の6月13日昼頃に勤めている旅館に明日、帰ると連絡したそうじゃ・・・
だが、ここで少し不可解なのが、その後、E君はなぜか帰らずにしばらく熊取町内の友人宅を転々としていたと言う・・・
そのまま死亡してしまう前日の6月16日まで滞在し、その日の昼にかつての恋人に会いたいと言い、仲間と共にその恋人宅に向かったと言うわけじゃな・・・
そして前回、伝えた通り、そこで元恋人に「近く結婚する」と言うことを聞いて、その後にあくまで冗談っぽくだが仲間に「ロープはないか?」と自殺をほのめかす発言をしたと言うが・・・
その約6時間後に両手を後ろ手に縛られた状態でタマネギ小屋で首を吊っているのを発見されたと言うわけじゃ・・・
一見すると、恋人にフラれたショックで、そのまま自殺してしまったと言う見方も出来るけど、やっぱり後ろ手に縛られていたって言うのは、引っかかるね・・・
おそらくその後、警察もE君が死亡した現場の捜査をしたと思うけど、何か不審な点はなかったのかな?
争った形跡や重要な手がかりになりそうなものが落ちていたとかは?!
その後に捜査資料などが警察から公表されてはいないから、不明な点も多いが、警察が自殺と断定した根拠とされている理由については明らかになっているようじゃぞ(汗)
警察が自殺と断定した理由としては・・・
「検死官が現場を見てみたが、特に争った形跡はなかった・・・」
「(E君が)後ろ手に縛られていた際の結び方も、自分ひとりで縛れるやり方であった・・・」
「(E君の死亡推定時刻に)近所から不審な物音を聞いたと言う証言もない・・・」
「このことから警察はE君が自分で首吊りの縄をほどかないように、あらかじめ自分の手を後ろ手に縛った上で自殺したものと断定した・・・」
警察の見解としては、このような感じであったようじゃの(汗)
ひとりで縛れるやり方であったって言う点を別にしたとしても・・・(汗)
現場に争った形跡や近所から物音が聞こえたって言う証言がなかったからと言って、他殺の可能性は残る気がする・・・
状況的には他の場所で殺害後に首吊り自殺したように見せかけたと推理することも出来たはずだよね?!
この時点で、すでに4人の若者がごく限られた範囲で連続死してるわけだし・・・
その上で5人目の死亡者が出てるなんて、明らかにおかしいと思う方が普通だと思うけど?!(汗)
しかも、ほんの1週間前には、あからさまに自殺とは思えない不審な死に方をしているD君が発見されてるんだよ?!(汗)
この警察の判断は絶対、おかしいよ~!
ちなみにE君も怪しげな白い車に付け狙われていたりしたのかな?!
それによっては、ますます他殺の疑いが強くなると思うけど?!
実はどうやら、このE君も白い車に付け狙われていたようじゃぞい?!(汗)
D君が死亡したあと、警察は自殺と断定したわけだが、彼の母親はどうにもそれに納得できなかったそうじゃ・・・
そこでE君が亡くなる2日ほど前の6月15日に、D君の母親がE君に電話を掛けてこんなことを尋ねたようじゃ・・・
「息子(D君)が白い車に追われていたと言っていたが本当のことなのか?」
そう尋ねられたE君は・・・
「うん、俺(E君)とDは見た」
と答えたそうじゃ・・・
このことから、E君も白い車に付け狙われていたことが解るわけじゃ・・・
さらにE君が三重県鳥羽市の旅館で働き始めたのは、事件が起こる半年ほど前だったことから、C、D、E君を付け狙っていた白い車は少なくとも半年以上前から、彼らに目撃されていたことになる?!(汗)
一応、警察もその白い車について、高級車を中心に調べたそうだが、特に不審な車両は見当たらないとして、途中で捜査を打ち切ったと言われている・・・
しかし、一部にはその捜査がおこなわれたのが、ごく短期間であったため・・・
「もしかしたら、警察はその白い車の正体を知った上で捜査を打ち切ったのではないか?!」
「そうだとすれば、その白い車の持ち主は警察と何か繋がりがある人物だったのではないか?!」
「あるいは、警察により何らかの隠蔽がおこなわれたのではないか?!」
などと言う疑いが、都市伝説的に語られることもある(汗)
いずれにしても、実に不可解な話なのじゃ(汗)
むむむむむむ?!
この事件に関しては、ちょっと警察の動きも怪しい感じだよね~?!(汗)
やっぱり何か裏がありそうな気がするね?!(汗)
7人の生前の様子を聞いといて良かったよ!
それじゃあ、残り2人についても、いろいろ聞かせてもらうよ!
それでは残りのFさんとGさんについても、詳しく伝えていこうかの?!
だが今回は少々、長くなってしまったから、ここらで一旦、切らせてもらって、続きは次回にお伝えするぞい(汗)
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【熊取町7人連続怪死事件2】自殺?!事故?!不自然すぎる死の謎とは?!:あとがき
前回に引き続き『熊取町7人連続怪死事件』について伝えて来たわけだが・・・
個人的に一番、不可解なのはやっぱり・・・
「なぜ警察はあの状況で自殺と断定したのか?!」
と言う点だと思うぞい?!(汗)
その上、何やら闇が深そうな展開になってきたし(汗)
ポイントとしては、半年も前から付け狙っていたと言われる白い車の正体だよね・・・
はたして警察は、その正体を掴んだのか?!
それとも単に面倒になって、捜査を打ち切ったのか?!
本当にこの事件は謎が多いが・・・
実はこれが『熊取町7人連続怪死事件』の真相だったのではないか?!
と言われる、いくつかの説があったりもするぞい?!
次回は残り2人のFさんとGさんについて伝えたあと、その辺の真相と噂される説についても、じっくり説明していくからの!
1992年の大阪で起こった『熊取町7人連続怪死事件』の真相はどこにあるのか?!
ただの偶然だったのか?!
あるいは警察による隠蔽?!
それとも何か犯罪に巻き込まれてしまったのか?!
いずれにしても・・・
『信じるか信じないかはあなた次第です!』
といった感じじゃぞい?!
また、そのセリフね(汗)
ミステリーやオカルトネタだけど、今回はちょっとだけ都市伝説的な感じだったから許すよ(汗)
と言うことで?!
次回も引き続き『熊取町7人連続怪死事件』について記事にしていくよ!
次回も絶対、見に来てくれよな!
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