タイ旅行で多くの人が訪れる観光地、ワットプラケオには何があるの?エメラルド仏って一体、なんでそんなに崇められてるの?ワットプラケオの魅力ってなに?ワットプラケオの行き方は?見どころは?料金は?営業時間は?歴史は?所要時間は?何か注意する点はある?服装で入場を断れるの?どうすれば良い?ワットプラケオの近くで休憩できるところは?ワットプラケオを見たあとは、どこを廻ろうか?
こんな疑問に答えます♪
タイ旅行と言ったらバンコク!
バンコクと言ったらタイ3大寺院巡りですよね!
今回はタイ3大寺院のひとつである
『ワットプラケオ(と王宮周辺)』
についてまとめて見たいと思います。
何も知らずにワットプラケオと王宮を見るのは損です。
タイ旅行でワットプラケオと王宮を見る前に知っておきたい知識をすべて教えます。
ワットプラケオと王宮について、かなり網羅的にまとめるので、1つの記事にすると相当、長くなってしまいます。
なのでワットプラケオと王宮については記事を3つに分けて掲載したいと思います。
この記事はワットプラケオシリーズ第2回目の記事です。
第1回目の記事内容
「ワットプラケオの基本情報」
「ワットプラケオの最寄り駅(行き方)」
「ワットプラケオ観光での服装について」
「ワットプラケオでの注意点」(重要・詐欺注意)
第2回目の記事内容
「ワットプラケオの歴史」
「ワットプラケオと王宮の見どころ」
「ワットプラケオにアンコールワットの模型がある理由」
「ワットプラケオに保存される経文に書いてあること」
「伝説に彩られたエメラルド仏・・・流浪の旅」
「ワットプラケオのご本尊エメラルド仏が崇められている理由」
「ワットプラケオにあるエメラルド仏に値段がつくとしたら(予想も含め、ざっくり算定)」
第3回目の記事内容
「ワットプラケオと王宮、その他の見どころ」
「ワットプラケオにある仏舎利(釈迦の遺骨)が、ガチで本物の可能性がある理由」
「タイから日本へもたらされた素晴らしい贈り物。結論:日本とタイの友好関係は絶対に崩してはならない」
「ワットプラケオと王宮周辺のおすすめ休憩スポット」
「ワットプラケオと王宮のあとに観光して欲しいおすすめスポットへの行き方」
自己紹介
この記事を書いている私は、タイ旅行には何度も行っており、長い時には1ヶ月近く滞在することもあります。
タイにはトータル2~3年は滞在しており、タイ旅行での不安や疑問を良く相談されます。
そんな私もタイのワットプラケオや王宮について何も知りませんでした。
とは言え、何度もタイ旅行に行っていれば、ほぼ完璧にタイのワットプラケオや王宮についてわかるようになりました。
今回は『ラーマキエンシリーズ記事』で活躍してくれたハヌマーンと息子のアスラパット、チラッと敵役のチャクラワットの息子、それとワットポーで寝てる仏様も登場してもらいます。
よろしくの~。
今日は父ちゃんと一緒にワットプラケオと王宮観光にきた~!
ワットポーに引き続いて、いろいろ教えてやるぞい♪
所要時間
この記事はほんの6~7分ほどで読み終わります。
読み終わった頃には、タイ旅行での定番観光スポットであるワットプラケオと王宮についてわかるようになります。
タイマニアが答えるワットプラケオと王宮の疑問16選PART2
タイ旅行の定番スポット『ワットプラケオと王宮』
どうせタイ旅行でワットプラケオと王宮を観光するなら、事前にいろいろ知っておいた方がお得です。
ワットプラケオと王宮の魅力をあますことなくお伝えします。
第2回目の今回はおもに歴史とトリビア的な話を中心にお伝えしてみたいと思います。
観光客が多い時は、本堂に行列ができているからエメラルド仏を見るまでに15~20分くらいはプラスして予定した方が良いかも知れないよ!
【ワットプラケオと王宮】歴史 あんど 茶番劇
お?!今日のわしってば、イケメンじゃの~♪
いつも以上に螺髪(らほつ)がクリンクリンしておるわ~い♪
今日はやたら機嫌がいいけど、どっか行くの~?
おまえはまだ、この辺、うろついとったんか?
まだワットポーしか見てないし~。
この辺、まだまだ観光スポットあるでしょ!
てか、仏さまはどこに行くのさ~?
別にどこだっていいじゃないか~(汗)
いつも以上にパンチパーマくりんくりんさせて怪しいぞ~?
呼び捨て あんど ケチ仏じゃと?!
それにこれはパンチパーマじゃないの!
螺髪じゃ!せっかく教えてやったのに!
わざと間違えてるじゃろ!
どこかへお出かけなら、わしらも一緒に良いですかの~?
どちらへお出かけなさるので?
ちょうど行きたいと思っていたところです!
またいろいろと教えてくだされ!
じゃあ一緒についてまいれ!
ところ代わってワットプラケオと王宮入口・・・
ここがワットプラケオと王宮の入口じゃ!
今日も人が周りにたくさんおるの~。
※入口がわからないと言う人もたまにいるが、そう言う時は施設北側の人がわらわらいるところが入口と覚えておくと良いぞよ!
白い城壁沿いを北側に歩いていれば、嫌でも人がわらわらいるところに出るぞい!
そんな服じゃダメだぜ!
ここを通すわけにはいかないぞ!
なんだ~?!
やはり服装チェックに引っかかってしまったの~。
ドレスコードがあるの?!
どうするのさ~?!
まあ今回はわしが素敵な洋服を用意してやろうぞ(笑)
それ!ほほいのほ~い!
なんじゃこりゃー?!
バランスも変だし!下手くそな合成しやがって~!
しかたないじゃろ~?
おぬしの服装は、この場にふさわしくなかったんじゃからの~(ぷっ♪)
てか!仏はその服装で大丈夫なのか~?!
わしは仏じゃぞ~?仏は顔パスに決まっておるじゃろ♪
まあとにかく早く行くぞい!
そして・・・
ここがワットプラケオじゃ!
入口におるのは、わしの友達の行者像じゃ!
なんだか凄くいきおいのある人だな~(汗)
行者像はいつも片膝立ててイケイケな感じなのじゃ~。
それじゃあ、行者像よ!
わしと一緒にワットプラケオと王宮について解説を頼むぞい♪
仏のだんなー!
じゃあまずは簡単にワットプラケオと王宮の歴史から説明するぜ!
ワットプラケオと王宮の歴史 ようやく本題
スコータイ・アユタヤー・トンブリーと王朝が代わるたびに王都は移動してったんだ!
バンコク周辺に都が移った初めての出来事は、トンブリー王朝時代!
ビルマ(現ミャンマー)軍に破壊されたアユタヤーの都をみたタークシン王が、その場所での都再建をあきらめ、現在の王宮にほど近いトンブリーと言う場所に移動して来たんだぜ!
そしてラーマ1世は現在の場所に王宮を作ることに決めたんだ!
当時はまだ、木造でタイの伝統的な様式の建物だったが、翌年から徐々にコンクリートの建造物も建てられ、堅固な要塞としての機能を有していったんだぜ!
歴代のタイの国王さまが世代交代をするたびに増築がおこなわれ、現在のような立派な王宮になっていったんだ!
それが『ワットプラケオ』だ!
ワットプラケオも王宮の建築が始まるのと、ほぼ同じ時期に建造が始まり、1784年頃に完成したんだ!
さらに1832年のバンコク遷都(都を移す)50周年に合わせてラーマ3世によって、改修と修復、施設の追加がおこなわれた!
ラーマ4世からラーマ5世の時代にも1882年のバンコク遷都100周年に合わせて改修、修復、施設の追加もおこなわれたんだ!
さらに前国王陛下であるプミポン国王、ラーマ9世の時代、1982年のバンコク遷都200周年にあわせても、改修、修復がおこなわれているんだ!
こうして現在のような立派な寺院になっていったんだ!
一番、興味深いエメラルド仏については、のちほどじっくりと説明していくぞよ!
【ワットプラケオと王宮】見どころ
じゃあここからワットプラケオと王宮の見どころを見ていくぞい!
念のため、ワットプラケオと王宮の施設内マップも載せておくぞよ!
どの場所にあるのか、著者に番号も書いとけって言っておくから、それで把握するのじゃぞ!
【ワットプラケオ】アンコールワット遺跡の模型がある理由。東南アジア最強国家タイの凄さ!
ワットプラケオ内にあるアンコールワットの遺跡模型はマップ4番の位置です。
って・・・子ザルよ?どうしたのじゃ?
何やら良くわからないものが・・・?
アンコールワットって、カンボジアの遺跡のはずだけど、なぜタイのワットプラケオにあるの~?
それはの~、アンコールワットがあるカンボジアは以前、タイの支配下に置かれていたからじゃ!
カンボジアだけじゃないぜ~!
実はタイは昔、今の倍以上の領土を持っていたんだ!
今のラオスとカンボジアを丸々飲み込んで、最盛期はミャンマーの一部も支配下に納めていたんだぜ~!
下の画像みてくれ!
どれほど広大な領土を有していたのかがわかるぜ!
シャムと言うのが、昔のタイの国名だ!
その支配地の一部であるカンボジアのアンコールワット遺跡を見たラーマ4世が、その時の感動を伝えるために、この模型を作らせたと言うわけだぜ!
国同士の覇権争いは、単に戦いが強いだけで勝ち取れるもんじゃないんだぜ!
巧みな外交センスと権謀術数・・・そして高度な政治的判断も求められる!
現在もタイは外交が上手いと言われるが、それは伝統的に脈々と受け継がれてきたものだと思うぜ!
タイも急激に少子高齢化が進んでいるが、若い労働力が不足することはなかったりするのじゃ!
生産年齢人口も減ってはおらんのじゃ~。
その理由はラオス・カンボジア・ミャンマーの一部などから、若い労働力が流入しておるからじゃ!
言葉の壁がもの凄く低いこともあり、周辺国から出稼ぎと言う形で若い労働力が流入しておる!
この労働力がタイがいちじるしく経済発展している原動力とも、なっておるのじゃ!
【ワットプラケオ】プラモンドップ!保存されている経文に書かれていること
ワットプラケオと王宮施設内マップでは3番の位置です。
次はこれじゃ!
どんな建物ですかな?
ここは貴重な経文が保管されてる建物なんだぜ!
その名も・・・!
仏教界最強の至宝!!!
『三蔵経』が保管されているのだ!!!
なんだか凄そうだけど、一体どんなお宝なの?!
はてな
三蔵経とはブッダが死んでしまったあとに、ブッダと直接ふれ合った弟子たちが、その教えを守るために作った経文です。
つまり・・・
ほぼ混じりけがない、純粋なブッダのガチ思考に限りなく近いものと言うことです。
三蔵経は「律蔵」「経蔵」「論蔵」の3つに分けられています。
・「律蔵(りつぞう)」は僧侶たちが守らなければならない規則(戒律)がまとめられた経文です。
僧侶だって人間です。
時にはハメを外したい時もあったのでしょう・・・。
しかし僧侶がそれをやっちゃあ~お終いだ~!と言うことをまとめたルールブックのようなものです。
・「経蔵(きょうぞう)」はブッダの教えそのものがまとめられた経文です。
まあ、こむずかしいことが書かれている感じは受けますが、かみ砕いて理解してみると、現代にも当てはまるような、幸福になるため、あるいは正しく生きるためのエッセンスが散りばめられた生き方の指南書、またはマーフィーの法則的な世の中の有りようをまとめた感じです。
細かく見ていくと・・・
「今も昔も人間ってのは、あんま変わってないんだね(汗)」
と言う印象を受けます。
・「論蔵(ろんぞう)」はブッダの死後、さらに100年200年のうちに各仏教宗派が経蔵について、研究に研究を重ねた結果生み出された、まさに全仏典を理解するためのおおもと、となる経文です。
要するに当時、最強の頭脳を持ち合わせた人たちが、一生懸命、ブッダの教えを解釈したものをまとめたブッダの教え解説書のようなものです。
かの有名な『玄奘三蔵法師』がはるばる天竺(インド)まで求めに行った経文もこの三蔵経です。
まさに仏教そのものを集積させたような経文です。
三蔵経がなければ、仏教そのものが成り立たないと言っても過言ではないほど、仏教の原点となる経文です。
このプラモンドップには仏教の原点そのものの教えが納められているってことだな!
これはマジで貴重なものなんだぜ!
【ワットプラケオ】ついに登場?!仏教界の最高峰に君臨する『エメラルド仏』とは?!
ワットプラケオと王宮施設内マップでは1番の位置です。
なんだかひと際、人だかりができてる、あそこはなに~?
あそこはの~、タイ仏教・・・
いや・・・!タイのみならず!
周辺の仏教国からも崇められている仏像があるワットプラケオの本堂じゃ!
ここにあるのは、まさに仏教界の最高峰に君臨しておる仏像・・・
ちょっと、覗いてみるかなぁ~・・・
たしかにきらびやかな感じだけど、そんなデッカくないし、凄そうに見えないぞ~?
凄そうに見えないなどと言っては、いかん!
このエメラルド仏はな!
もの凄~く歴史が古く由緒正しい仏像なのじゃぞ!
しかも目には見えぬが、もの凄い力を秘めておるのじゃ!
そうなのか~?
しょうがないの!
じゃあ、まずはエメラルド仏の歴史を説明するぞよ!
オレも手伝うぜー!
【ワットプラケオ】伝説に彩られたエメラルド仏・・・流浪の旅
大きさは高さ66センチ、幅48.3センチじゃ!
エメラルド仏の衣装は夏・梅雨・冬の3つがあり、そのうち夏と梅雨の衣装はラーマ1世の時代に作られておる。
残りの冬の衣装はラーマ3世の時代に作られておる。
すべて金と宝石で作られておっての~、衣装だけでも相当なもんなんじゃぞ~!
このエメラルド仏には、国王および代理の時に皇太子が触れる以外は、一切、他の人が触れることを禁じているんだぜ!
つまりタイではエメラルド仏を王族以外には触れさせぬほどに、最高の礼を尽くして、大切にしているということだな!
まず伝説によれば、紀元前43年に北インドのパトナと言うところで、ナーガセーナと言う高僧が作らせたと伝わっている。
約300年間この地にまつられていたが、ある時、内戦が起こっての~。
その戦火から逃れさせるために、現在のスリランカに運ばれたと言われておる。
あろうことか、持ってくる途中で船が転覆しちまってよ~!
ビルマへ行かずに、カンボジアに流れついちまったんだ~・・・。
しかしその後、なぜだかタイのアユタヤーに移動することになる!
何で移動したのかは、諸説ある・・・。
クメール王朝が信仰していた仏教とは違う宗派の連中が盗んで持っていったからとか、クメールとアユタヤーの戦争の結果、移動したとかな~。
竜の王が洪水を起こした結果、アユタヤーに移動したなんて伝説もあるが、真相はよくわからんぜ!
そして最終的にタイのチェンライへ移動されたと言うわけだ!
どうやらチェンライにある時も、今と同じワットプラケオと言う名前の寺院に安置されてたようだぜ!
長い間、そのままであったが、1434年に安置されておった仏塔に雷が落ちて、エメラルド仏の鼻がもげてしまったんじゃ~。
そのことによって、実は翡翠でできた仏像であることがわかってしまったんじゃ!
しかしなぜか白い象は、移動したがらなくての~。
仕方がないから、タイのランパーンと言うところに、またワットプラケオと言う寺院を建てて、安置したんじゃ~。
まあ結局、1468年に世代交代したランナー国ティローカラート王の手によって、タイのチェンマイに運ばれたんじゃがな~。
ちなみにチェンマイの寺院もワットプラケオと言う名前じゃ!
ちなみにセーターティラート王は当時、ラオスにあったラーンサーン国の王様でもあった!
その時はどうやらワットアルンに安置しておったようじゃ~。
それからしばらくして、タークシン王がラーマ1世により倒され、今のタイの王朝であるチャクリー王朝を立ち上げたあと、ワットプラケオに移され、現在にいたると言うわけじゃ!
たしかに歴史も古いし、もの凄~く長い旅を続けて来たことはわかった!
でも、あんまり長すぎて、ちょっとわかりづらいな~(汗)
もう少しわかりやすいように、エメラルド仏が移動した旅のみちすじを、ざっくりと地図に落とし込んでみたから、参考にしておくれ~。
移動の順番は数字でしめしておいたぞい!
※クリックで拡大じゃ!
【ワットプラケオ】ご本尊のエメラルド仏が崇められている理由
でもなんでこんなに崇められてるの~?
なんかこう宙に浮いたり、奇跡起こしたり、実はしゃべれるとか~?
そう言う話はないわけ~?
なんかつまんな~い!
このエメラルド仏は民間では霊験あらたかだと言われているのじゃぞ!
それにエメラルド仏を持つ国は、繁栄するとも言われているのじゃ!
大昔からタイのみならず、周辺の仏教国でも崇められている仏像なのじゃぞ!
ラオスにいたっては、いまだにエメラルド仏の所有権を主張しており、超国宝級の仏像だと言う認識がされている!
周辺の仏教国からは、毎年のように巡礼者が訪れているのじゃぞ!
それをおぬしは~!バチ当たりめが!
そんなん言われても、価値とか良くわかんないし~?
きらびやかではあるけどさ~?
子ザルめ!良く聞くのじゃ!
ワットプラケオのエメラルド仏がここまで崇められている理由はの!
究極的に言えば、長~い歴史を通して、多くの人が凄い!と信じておるからじゃ!
だからここまで崇められているのじゃ!
そのこと自体が凄まじいパワーを持っていることになるのじゃ!
なにそれ~?
このエメラルド仏は、タイそのものだ!と言うアイデンティティーのひとつともなっているのじゃ!
これは凄いものだ!霊験あらたかだ!大切なものだ!と言う共通認識がされておる!
タイのみならず、周辺の仏教国からもそう思われているからこそ、崇めねばならんのじゃ!
そんなん信じてない人からすれば、別に凄くはないんじゃね?
良く考えてみよ!
多くの人々・・・おそらく周辺国も含め、数億人単位の人々が共通認識を持って大切にしていること自体が、このエメラルド仏が崇められる理由になるのじゃ!
それ自体が凄いのじゃ!
また仏のへりくつかー?!
世の中でも似たようなことが起こってるじゃろ~?
もの凄~く価値があるものでも、それを認めてくれる人がいなければ、価値はないに等しいじゃろ?
逆に実際は価値がなかったとしても、みんなが一斉にこれは価値がある!と認識すれば、もの凄~く価値があるものになるのじゃ!
なんだか、禅問答みたいになって来てるけど~?
たとえばお金じゃ!
あれは基本的にはただの紙切れじゃろ?
でもみんながこれは品物やサービスと交換できる価値のあるものだ!と信じておるから、価値が発生しとる!
つまりそう言うことじゃ!
お金があれば、美味しいもんも食べれられるしー!
大きな家にも住めるしー!
カッコイイ車も乗り回せるしー!
だからみんなお金を崇めてる!
それなら理解できるさ!
でも、それとこれとは違うじゃないか!
良いか!エメラルド仏の凄さは、それを信じる人々の力がみなもとになっているのじゃ!
だから崇められるのじゃ!
仮にこのエメラルド仏が誰かの手によって、日本に持ち去られたとしたら、どうなると思う?
そして、日本政府もタイから持ち去られたものと分かっているのに、返そうとしなかったらどうなると思う?
そりゃまあ、怒るだろうね~(汗)
即、戦争に発展してもおかしくはない!
しかもタイのみならず、周辺の仏教国すべてを敵に回して、戦争をせにゃならなくなるかも知れんぞ!
ワットプラケオのエメラルド仏を東南アジアに取り戻せー!とな!
戦争って、そんな大げさな(汗)
ワットプラケオのエメラルド仏が他国に奪われたとなれば、全員とは言わないまでも、少なくとも大多数のタイ国民は命を捨てて、死にも狂いで手段を選ばずに一丸となって取り返しに来るだろう!
そんな死をも覚悟した人々が一斉に襲いかかってくれば、いくら最新兵器を揃えたところで、とても防ぎきれない!
その力は凄まじいものじゃ!
長い歴史の中で、それほどまでに凄まじい力を発生させうる対象となっていること自体が凄いことなのじゃ!
だからこそ、崇められ大切にされていると言うことじゃ!
粗末に扱うなど、とてもじゃないができん!
やっぱり仏のへりくつだー!インチキだー!
仏のインチキインチキへりくつへりくつ!
インチキインチキへりくつへりくつ!
へりくつでもインチキでもないわー!
やめんかー!
仏のインチキインチキへりくつへりくつ!
インチキインチキへりくつへりくつ!
おしおきじゃー!!!
また力でねじ伏せられた~・・・
いやぁ、仏さま(汗)
わしは良くわかりましたが、これはわからん者もおりましょう~。
もう少し明確な価値基準をしめした方が、わかりやすいかも知れませぬぞ!
【ワットプラケオ】ご本尊エメラルド仏に値段がつくとしたら(予想も含め、ざっくり算定)
じゃあ、少々、俗な感じじゃが、こんなのはどうじゃろうの~?
このエメラルド仏に値段がつくとしたら、いくらくらいか、ざっくりと算定して見ると言うのはどうじゃ~?
まず、このエメラルド仏は翡翠(ひすい)と言う鉱石でできておることは伝えたの?
しかし、ひと言で翡翠といっても、その種類は大きく分けて2つに分類される。
硬玉のジェダイトと軟玉のネフライトじゃ!
その中でも、漂白やポリマー加工、染色など人工的な処理をまったくしていない天然の翡翠がもっとも価値が高い!
さらに斑点模様などが一切なく、全体的に美しくグリーンに輝いているものが最高級とされておる!
遠目からで触れることもできぬから、確認はできんが、おそらく硬玉のジェダイトであろう!
年代的に見て、まったくの天然翡翠であることも間違いないじゃろう!
全体的に美しくグリーンにも輝いておる!
これらのことから判断するに、ワットプラケオのエメラルド仏には、最高級の翡翠が使われているであろう!
では、最高級の翡翠が使われているとして、ほかに考慮することはありますかの?
今度は大きさじゃな!
こればかりはハッキリと測定ができぬから、あくまで予想の範囲ではあるが、まず高さ66センチ、幅48.3センチの鉱石と言うところから察するに、おそらく重さは30~40キロくらいだと思われる。
あいだを取って、とりあえず重さは35キロと仮定しておこう!
重さは35キロと仮定するから、グラムにすると35000グラムじゃな?
そこから計算するとワットプラケオのエメラルド仏は・・・
17万5000カラットと言うことになる!
お値段45万円!
画像は楽天商品サイトに直接リンクしておるから、そこで値段を確認できるぞ!
最高級天然翡翠2カラットで45万円だから、半分の1カラット225000円×175000カラットで・・・
39,375,000,000円となる・・・
つまり・・・393億7500万円じゃ!
約400億円もするのですか?!
これは予想外でしたぞ?!
翡翠と言うのは、どうやら形を加工することで芸術的な価値もプラスされるのじゃ!
ワットプラケオのエメラルド仏は足や手、そして身体や顔にいたるまで、細かな造形がされていると言うことは、芸術的な価値としては申し分ないはずじゃ!
その上、歴史の古さから、古美術としての価値もプラスされるはずじゃ!
絶対にあり得ないとは思うが、もしも、そのような付加価値までプラスされて、名のあるオークションに掛けられたとすればどうなるか・・・?
おそらく仏教徒を中心に競り上がり・・・
最終的には1000億円以上の値がつく可能性もある!
歴史的な背景も、もの凄いものがあるし、何より多くの人々の尊崇の対象となっていることまで考慮すれば、その価値は・・・?!
プライスレス・・・
1000億円以上?!?!?!?!
プライスレス?!?!?!?!
ワットプラケオのエメラルド仏!
スゲーーーーー!!!!!
これは崇められて当然だーーー!!!
どうやら値段でしか、価値を推し量れないようじゃの!
煩悩まみれの俗物じゃなぁ~(汗)
まあ凄いと言うことはわかったようじゃし、もういいや(汗)
ちゃんちゃん♪
タイマニアが答えるワットプラケオと王宮の疑問16選PART2:あとがき
どうじゃったかの?
さらに詳しくまとめて行くから、また絶対見に来てくれよな!