今度、タイ旅行を計画してるけど、パスポートはどうやって取得すれば良いのかな?タイ旅行の持ち物をチェックしていた時、パスポートの残存期間が6ヶ月未満だった!これではタイへ入国できかもしれないから、パスポートの更新をしたいけど、どうやるんだっけ?タイ旅行にいくのにパスポートが必要だけど、いつまでに手続きすれば旅行当日までに取得できるかな?パスポートの取得申請や更新はどこでするのだろう?近くにあるのかな?
こんな疑問に答えます♪
この記事の内容
・パスポートの新規取得方法(必要書類・費用・期間など)
・パスポートの取得申請場所
・パスポート更新方法(更新・期限切れ・記載事項変更など)
・パスポート紛失時の再取得方法
・パスポート取得代行サービスの利用について
タイ旅行をはじめ、海外旅行が初めての人やパスポートの更新をしたことがない人は、パスポートの各種手続きの方法が解らないこともあると思います。
今回はそんなタイ旅行などの海外旅行が初めての人やパスポート更新手続きについて解らない方の為に、パスポートの手続きについて、記事にして見たいと思います。
自己紹介
この記事を書いている私は、タイ旅行には何度も行っており、長い時には1ヶ月近く滞在することもあります。
タイにはトータル2~3年は滞在しており、タイ旅行をはじめとした海外旅行での不安や疑問を良く相談されます。
私も元々は海外旅行初心者で、パスポートの申請方法が良くわかりませんでした。
とは言え、流石に何度も海外旅行を繰り返していれば、パスポートの各種手続きについて詳しくもなります。
この記事を読み終わった頃には、パスポートの手続き方法が分かるようになっているはずです。
この記事だけでパスポートの各種手続きについて、わかります。
時間の無い方は必要な手続きの項目へもくじから飛んでご覧下さい。
所要時間
この記事は3分ほどで読み終わります。
読み終わった後は、タイなどの海外旅行で必須なパスポートの取得方法がわかるようになるはずです。
タイ旅行の必須持ち物!パスポート取得申請・更新手続きガイド
・タイ料理を思う存分堪能したい!
・タイの観光スポットを見て廻りたい!
・タイの古い遺跡を見てみたい!
・タイのキレイな海で泳ぎたい!
・タイの可愛い女の子たちと楽しいひとときを過ごしたい!
人によって、旅行の目的はさまざまですが、タイ旅行の計画をするのは楽しいものですよね♪
しかし、そんな楽しいタイ旅行もパスポートを取得しなければ始まりません。
タイ旅行の必須持ち物、パスポートを取得しよう!
と言うことで、今回はタイ旅行の必需品であるパスポートの申請場所から取得手続きにいたるまで、網羅的に解説していきます。
パスポート新規取得方法
パスポートを新規で取得するには、2つの方法があります。
1つ目は『パスポートセンターまで自分でいって取得する方法』
2つめは『パスポート取得を代行業者に頼んで申請までしてもらう方法』
まずはパスポートを自分で取得する方法を解説します。
パスポート取得申請場所
パスポート取得は基本的に住民票のある、各都道府県所在のパスポートセンターで手続きすることができます。
各都道府県のパスポートセンターの所在地は下記のサイトを参考にしてください。
パスポート申請に必要な書類
パスポート申請には下記の種類が必要です。
1:一般旅券発給申請書 1通
パスポート申請には一般旅券発給申請書1通が必要です。
パスポートは有効期限が5年と10年の2種類があります。
日本のパスポートの場合、有効期限5年が青いパスポート・有効期限10年が赤いパスポートです。
申請書は5年有効なパスポート申請用と10年有効なパスポート申請用の2種類に分けられているので注意してください。
一般旅券発給申請書はパスポート申請窓口でも入手できますが、窓口に行ってから書くよりも『外務省:パスポート申請書ダウンロードページ』で必要事項の記入からプリントアウトまでできるので、事前に申請書は用意しておきましょう。
※一般旅券発給申請書ダウンロードまでのマニュアルもダウンロードページに用意があるので、やり方が解らない方は参照してみてください。
※パスポートセンターは混雑していることが多いので、事前にできることは、できるだけ事前にやっておいた方が時間の短縮になります。
2:パスポート申請用写真
パスポート申請には写真1枚が必要です。
写真は下記要件を満たしたものを事前に用意しておきましょう。
・縦45ミリメートル×横35ミリメートルの縁なし、無背景(無地で淡い色)の写真。
・申請日前6カ月以内に撮影されたもの。
・無帽で正面を向き、頭頂からあごまでが34ミリメートル(誤差プラスマイナス2ミリメートル)であるなど申請書に記載されている規格を満たしているもの。
・写真の裏面には申請者の氏名を(表面に文字が浮かび出ないよう筆圧に注意して)記入してください。
(注)記入の際は表面にインクがにじまないようにし、また凸凹が出ないように注意してください。
※履歴書などで利用する写真とはサイズが異なるので注意してください。
※パスポートセンター付近でも写真撮影機やフォトスタジオなどがありますが、混雑していたり、料金が2000円前後とやたら高いことも多いので、写真も事前に近所にあるスピード写真撮影機などで撮影し、用意しておきましょう。
3:申請者本人に間違いないことを確認できる書類
パスポート取得申請には本人を確認できる書類も必要です。
また本人確認書類には1点だけで良いものと、2点必要なものがありますので注意しましょう。
★1点で良い本人確認書類
・マイナンバーカード(個人番号カード、要写真)
ただし住民登録をしている市町村から送付された「通知カード」については、本人確認書類として使用できませんので注意してください。
・運転免許証(有効期限内のもの)
・船員手帳(要写真)
など
★2点必要な書類(上記書類がない場合)
次のA欄書類とB欄書類の各1点、又はA欄書類から2点が必要です。
A欄書類
・健康保険証
・国民健康保険証
・共済組合員証
・船員保険証
・後期高齢者医療被保険者証
・国民年金証書(手帳)
・厚生年金証書
・船員保険年金証書
・恩給証書
・共済年金証書
・印鑑登録証明書(この場合は登録した印鑑も必要です)
B欄書類
・学生証(要写真)
・会社の身分証明書(要写真)
・公の機関が発行した資格証明書等(要写真)
4:戸籍謄本(または戸籍抄本) 1通
パスポート申請には戸籍謄本(または戸籍妙本)1通が必要です。
パスポート申請日前、6ヶ月以内に作成された戸籍謄本または戸籍妙本を用意しましょう。
5:住民票の写し 1通
パスポート申請には住民票が必要な場合もあります。(すべての人が必要なわけではない)
申請日前6か月以内に発行された原本のみ有効です。
ただしすべての人が必要と言うわけではなく、下記に該当する方が住民票が必要となります。
・住民基本台帳ネットワークシステムの利用を希望されない方
・住民登録をしていない単身赴任先や就学先等の都道府県で申請される方(この場合、都道府県によっては対応が異なりますので、詳細は申請先のパスポートセンターにて確認ください。)
パスポート取得申請をする
上記の必要書類をすべて揃えた上で、住民登録をしている都道府県のパスポート申請窓口で申請しましょう。
また申請の際にはいくつか気をつける点がありますので注意してください。
未成年者(20歳未満の未婚者)が申請する場合
・一般旅券発給申請書裏面の「法定代理人署名」欄に親権者(父母又はそのいずれか一方)又は後見人の署名が必ず必要になるので、事前に署名してもらいましょう。
・親権者又は後見人が遠隔地に在住し、申請書に署名ができない場合には、親権者本人又は後見人の署名のある同意書の提出が必要です。
・その他親権者又は後見人の署名を得ることができない事情がある場合には、都道府県旅券事務所に必ず事前に相談してください。
申請書の代理提出について
・申請者が配偶者、二親等以内の親族、その他の代理人に依頼して申請書を提出する場合においても、申請書に申請者本人が記入しなければならない事項があるので、本人記入の上、パスポート申請に必要な書類とともに各都道府県のパスポート申請窓口に提出して申請を行ってください。
・代理人についても、本人確認書類が必要となるので持参してください。
・代理人による提出が認められない場合もあります。
詳しくは各都道府県のパスポート申請窓口に相談してください。また代理人による申請書提出を行った際、パスポート申請窓口において、申請者本人による確認を求められる場合には、申請者本人が窓口に出向かなくてはいけないこともあります。
※何かあると面倒なので、どうしてもの時以外は自分でパスポートは申請した方が良いと思います。(^_^;)
パスポート取得申請から受け取りまでの流れと期間
パスポートセンターで申請してから、約1週間~10日間前後(土日祝日および12月29日~1月3日を除く)以降にパスポート受け取ることができます。
基本的に申請日当日にパスポートを受け取ることはできませんので注意してください。
※海外旅行の日程ギリギリに申請すると間に合わなくなることもあるので、日程には余裕を持って申請しましょう。
戸籍謄本を郵送で申請する人はその分の時間も長く掛かるので、旅行までの日程は考慮する必要があります。
海外旅行日から逆算してパスポート取得申請の準備を始めましょう。
重要:また申請は代理人でも可能ですが、パスポートの受け取りだけは本人でなければ、ならないとされていますので注意してください。
パスポート受け取り時に必要なもの
パスポートを受け取る時には下記のものを持って、必ず本人が交付(申請)窓口にいってください。
1:パスポート申請の時に渡された受理票(受領証)
2:手数料
パスポート取得にかかる費用
パスポート取得には下記の費用が掛かります。
パスポートを受領する際に、窓口で収入印紙を自動販売機で購入して支払います。
・10年間有効な旅券・・・都道府県収入印紙2000円 + 収入印紙14000円=合計16000円
・5年間有効な旅券・・・都道府県収入印紙2000円 + 収入印紙9000円=合計11000円
パスポートの更新・期限切れ・紛失時などの手続き
パスポートの更新や期限切れ、紛失時などの手続きについて解説していきます。
パスポート有効期限が1年以内となった場合の更新
パスポートの有効期限が1年未満となった場合、パスポートの更新申請ができるようになります。
基本的な手続きは新規申請と同じです。
ただ本籍地や氏名に変更がない場合は戸籍謄本(抄本)が不要になるので、本籍地が住居から離れている人は期限が来る前に申請をしておくのも良いでしょう。
必要書類は以下の通りです。
・一般旅券発給申請書(10年用又は5年用) 1通
・写真(新規申請の時と同様のもの) 1枚
・今、手元にある有効期限が残っているパスポート
(パスポートは一度、返納し失効処理をすることになります。今のパスポート残存有効期間は新しいパスポートの有効期間には加算されないので注意してください。)
※人により必要となる書類
・戸籍謄本(抄本)(前のパスポートと本籍地の都道府県に変更がない場合は不要)
・住民票(住民票のある地域以外で申請する場合のみ必要)
期限切れ後のパスポート更新
パスポートの有効期限が切れた場合、手元にある期限切れのパスポートを返納した上で申請することで、新規にパスポートの発給を受けることができます。
基本的な流れは上記、パスポートの有効期限が1年未満となった場合の時と同じです。
必要書類は下記のものです。
・一般旅券発給申請書(10年用又は5年用) 1通
・写真(新規申請の時と同様のもの) 1枚
・本人確認書類
※新規申請の時と同じ書類
・手元にある有効期限切れのパスポート
※人により必要となる書類
・戸籍謄本(抄本)(前のパスポートと本籍地の都道府県に変更がない場合は不要)
・住民票(住民票のある地域以外で申請する場合のみ必要)
パスポート査証(VISAS)ページの余白がなくなった場合
何度も海外に旅行や仕事でいかれる人だと、有効期限前に査証(VISAS)ページが出国・入国スタンプで埋め尽くされてしまうこともありますよね。
その場合、ページを追加する申請をおこなうことができます。
増やせるのは1つのパスポートで1度のみです。
追加されるのページ数は40ページです。
費用は2500円です。
査証(VISAS)ページを増やす際の申請書類は以下のものです。
こちらは申請してから2~3時間後、当日に受け取ることができます。
(※ただし一般旅券発給申請書の刑罰等関係欄に「はい」と記入した人は、審査手続に一定期間1~2ヶ月程度掛かるようです。)
ちなみに海外へ旅行や仕事で何度もいくことが分かっている人は、パスポート新規発給時にあらかじめページを増やす申請を同時にすることも可能です。
氏名や本籍地など、パスポート記載事項に変更があった場合
結婚などで氏名に変更があった人や本籍地の都道府県に変更があった人は、申請することで氏名表示などを変更したパスポートを受け取ることができます。
その場合、受け取るパスポートは下記2つから選択することになります。
・有効期限そのままのパスポートを受け取る(この場合、手数料6000円が掛かります。)
・新規にパスポートを受け取る(この場合、手数料は新規の時と同じく有効期限5年が11000円、10年が16000円)
必要書類は下記のものです。
・一般旅券発給申請書(記載事項変更用)1通
・氏名や本籍地など記載事項の変更が確認できる戸籍謄本、または抄本(共に原本)1通
・写真 1枚
・今、手元にある有効期限が残っているパスポート
・手数料
※人により必要となる書類
・住民票(住民登録をしていない都道府県で申請される人は必要になります。)
パスポート紛失などの場合
国内でパスポートを紛失した場合、紛失届を出す必要があります。
その時、同時にパスポート新規申請もおこなうことができます。
必要書類は下記のものです。
・紛失一般旅券等届出書 1通
・紛失や焼失を証明する書類(警察署発行の紛失届出を立証する書類、消防署等の発行した罹災証明書など)
・写真1枚
・本人確認書類(運転免許証等)
※新たな旅券を同時に申請する場合は上記の書類に加え以下の書類も必要になります。
パスポート申請代行サービス
パスポートの申請は書類さえ揃えてしまえば、あとは窓口にいって手続きをするだけなので、意外と簡単だと思います。
とは言え、何かと忙しすぎてパスポート申請に行く暇がない!
と言う人もいるかも知れないので、パスポート取得代行サービスというものについても、書いておこうと思います。
パスポート申請代行サービスを利用する人
パスポート申請代行サービスを利用する人は以下のような人です。
・パスポート申請窓口が自宅や職場から遠い。
・仕事でどうしてもいく暇がない。
・混雑した窓口で並びたくない。(場所による)
・小さな子供がいて、どうしてもパスポート申請窓口に一緒に連れて行くことが困難。または子供を預けていくこともできない。
こんな方は利用を検討して見ても良いと思います。
※ただ申請は代行してもらえますが、パスポートの受け取りは本人でないとならないので、いずれにしても1度は窓口に足を運ぶことになります。(^_^;)
パスポート申請代行サービス利用の流れ
パスポート申請代行サービスの一般的な流れは以下のような感じになります。
業者によって異なる場合もあるので、詳しくは各会社のホームページをご参照したり、問い合わせたりして確認してください。
1:ホームページや電話で申し込みます。
ここでサービス内容についても再度確認をしておきましょう。
2:パスポート申請代行費用を振込みます。
3:パスポート申請代行業者から郵送されてくる申請書に署名の上、本人確認書類と写真を同封して返送します。
申請書には大抵、業者側で記入をおこなってくれます。
4:代行業者からパスポート引換証と本人確認書類が返送されます。
5:パスポート受け取りが可能になったら、パスポートセンターへパスポートを受け取りに行きます。
※パスポート受け取りだけは本人が行く必要があるので注意してください。
※パスポート受け取りが可能になったら、連絡をくれる業者もいます。
パスポート申請代行サービスの費用相場
会社によってピンキリですが、普通に代行してもらうだけなら、7千円~1万円前後です。
とにかく急いでくれ!と言う注文をつけると3~4万円前後かかります。
オプションで戸籍謄本などの取得を代行してもらうとプラス4千~5千円前後かかります。
その他、氏名変更・戸籍変更・ページ数を増やす増補申請なども代行してもらうと1件あたり7千円~1万円前後かかります。
結構、お高いので私の場合はあまり利用することはないです。(^_^;
まとめ
いかがでしたでしょうか?
パスポートの申請は海外旅行の最初の関門です。
そんなに難しくはないですが、海外旅行初心者が初めてパスポート申請すると、どうすれば良いかわからないこともあると思います。
この記事がそんな方の役に少し立てば嬉しいです♪
それではあなたのタイ旅行が良い旅となるように願っていますね。(*^_^*)
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